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●『たかが世界の終わり』のあまりに贅沢な家族とは? [「言葉」による革命]

●『たかが世界の終わり』のあまりに贅沢な家族とは?

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

グザヴィエ・ドラン監督の『たかが世界の終わり』は「家族の物語」で、映画はその家族の中だけで展開される。
母がいて、長男がいて、長男の妻がいて、次男がいて、次女がいる。
『たかが世界の終わり』はこの家族の中だけで展開される映画だ。
しかし、母はナタリー・バイであり、長男はヴァンサン・カッセルであり、長男の妻はマリオン・コティヤールであり、次男はガスパー・ウリエルであり、次女がレア・セドゥだ。
取り敢えず、映画史上最高に贅沢な「家族」の一つである。

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hana2018

最近、映画を観る機会を持てずにいまして・・・。それもフランスをはじめとしたヨーロッパで生まれた映画の数々が特にと言った有様。
ナタリー・パイもゴダールやトリュフォー作品ではなくて、スピルバーグの「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」でだったりする訳なのです。
「エディット・ピアフ」を演じて、数々の賞を総なめにしたマリオン・コティヤール。
レア・セドゥの出演作品は未見です。
ヴァンサン・カッセルはタイプではないけれど、今さら言わずもがな。
仰りたい事は、容易に伝わってまいります。

by hana2018 (2018-06-15 23:04) 

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