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「パリ・オペラ座のすべて」鑑賞記 11 [愛とバレエ]

映画「パリ・オペラ座のすべて」の中で、特別によく出てくる演目が「メディアの夢」だ。
アンジュラン・プレルジョカージュ振り付けのパリ・オペラ座バレエの「メディアの夢」は、素晴らしい映像作品となっている。
キャストはマリ=アニェス・ジロ、ウィルフレード・ロモリ、エレオノーラ・アバニャートだ。
映像がまるで画面に水を湛えていると錯覚するほど瑞々しく美しい。
その瑞々しさに大きく貢献しているのがエレオノーラ・アバニャート。
彼女のバレリーナらしからぬ、非常に透明でいてカジュアルな要素も持ち合わせた美しさが陰鬱で陰惨な作品を心地のいものに昇華させている。
ところが「パリ・オペラ座バレエのすべて」の中の「メディアの夢」は、そうはいかない。
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