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「クララ・シューマン 愛の協奏曲」と「プラトニック・ラブ」の可能性 2 [生と死のためのアート]

性愛は恋愛の重要な要素だけれど、日本人はこれもマスメディアの影響で「性」の方の傾き過ぎていた時期があったように思う。
もちろんそれは明治以降の日本人が特に女性の「性」を抑圧してきたことの反動だという意味もあるだろう。
だとしても「性」を軽く考え過ぎることは、逆に「性」の価値を落とし、さらに言えば「性」の快楽まで欠落させる結果となったのではないか。
「女性」であるということで「性」を抑圧するというような前近代的な考えは論外だが、「性」自体はある程度抑圧した方が悦びも深くなるのは間違いないと思う。

え~と・・、ちょっと分かりにくい書き方になってるでしょうか?(笑)

かいつまんで書けばこうだ。
「いつでもセックスできる関係」よりも「生涯で一度だけ愛する人としたキス」の方が遥かに悦びが深いということは十分にあり得る。
そこに「プラトニック・ラブ」の可能性がある。

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コメント 6

スマイル

最後のまとめで具体的にわかりましたが
同感です。
心がじわーっと喜べるような神聖(オーバー?)なもので
合って欲しいです☆
by スマイル (2010-07-15 08:18) 

ねこじたん

かいつまんでもらえてよかった(笑

忘れられないキス

深いなぁ~
by ねこじたん (2010-07-15 09:02) 

末尾ルコ(アルベール)

スマイル様

メディアを中心に身も蓋もないみもふた恋愛観が主流なようですから、敢えてこうした例も提示しています。

                         RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-07-15 11:40) 

末尾ルコ(アルベール)

ねこじたん様

「恋愛」ってやっぱり「精神」の部分が大きいと思いますよ。

                               RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-07-16 01:08) 

cjlewis

馴れ合うと、イマジネーションの部分が
だんだんと少なくなって来ます。
イマジネーションが広がれば広がるほど、
悦びも深くなりますよね。。。
by cjlewis (2010-07-16 11:03) 

末尾ルコ(アルベール)

cjlewis様

そうなんですよね。
どうも日本人はイマジネーションの部分をどんどん捨てているような気がして。

                      RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-07-16 11:43) 

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