SSブログ

●プ女子も必読!ワフー・マクダニエルVSジョニー・バレンタインのプリミティヴな魅力 [「言葉」による革命]

●プ女子も必読!ワフー・マクダニエルVSジョニー・バレンタインのプリミティヴな魅力

末尾ルコ「プロレスで知性と感性を鍛えるレッスン」

ジョニー・バレンタインは、その動く姿を一度も見たことがなくても、子どもの頃の憧れのプロレスラーの一人だった。
いまだに「凄い試合だった」と語り継がれるアントニオ猪木VSジョニー・バレンタインは、「映像が残っていないからこそ失望することもない」とはよく言われるところだが、映像が残っていても失望することはないのではないか。
ジョニー・バレンタインとはそれだけ凄い、魅力に溢れるプロレスラーだったのではないか。
YouTubeでワフー・マクダニエルVSジョニー・バレンタインの映像を観たが、これは正しく「お宝試合」である。
二人とも「殴る・蹴る・時に投げる」が中心のレスラーで小細工はない。
そしてバレンタインの象徴が「エルボー攻撃」。
これがまた、断然カッコいいし、説得力がある。
何よりも二人の戦いから、「魂」を感じる。
MMAのようないわゆる「真剣勝負」とはまた違う「魂」の在りようである。

nice!(16)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 16

コメント 1

いっぷく

ジョニー・バレンタインは来日回数こそ少ないのですが、日本のプロレス史に深く関わっていますね。
東京プロレス時代の猪木との試合では、猪木が主力レスラーとしてやっていけるということを示しました。
1970年のシリーズは、ジン・キニスキーと「ツートップ」の来日で、インタータッグはいい試合をしましたし、そのシリーズでは馬場がキニスキーに負けてインター選手権が海外に流出したのですが、猪木はバレンタインと熱戦の末勝利。馬場はライバルに負けたが、猪木はライバルに勝った、として、それまでは猪木は若獅子ナンバー2で自他ともに認める関係でしたが、これがきっかけになって、いよいよ猪木の馬場に対する対抗心が激しいものになったような気がします。今もYOUTUBEにありますが、馬場対キニスキー戦で、キニスキーのセコンドに付くバレンタインは渋かったです。
その翌年に来たときは、離脱する坂口からUNタイトルとインタータッグを取り上げ、UNは高千穂に、インタータッグに至っては大木上田組という何とも華のないコンビに渡しました。高千穂はともかく、上田という地味な選手をタイトルホルダーにせざるを得なくなったことが、日本プロレスの崩壊を決定づけたように思います。
ただ、流智美氏の書き物によると、残念ながら人格的にはあまり積極的な評価は与えられず、大木金太郎らに人糞ソフトクリームを食べさせる等のいたずらの報いで、ケガをしてからは苦労したようですね。
by いっぷく (2016-11-21 00:45) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0