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●末尾ルコ かつて語った岩下志麻 その4 [「言葉」による革命]

ちろんここでわたしは現在の日本に稀な「威厳」や「風格」を岩下志麻に見出しているわけだが、もう一つこの回の『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』でとても印象に残ったのが、岩下志麻が語った小津安二郎の言葉。
だいたい次のような意味の言葉だ。

「人間の感情は単純ではなく、泣きたい気持ちの時に泣いているとは限らない」

そして、何を言いたいかはお分かりですね。
現在の俳優たちが強いられている演技がいかに、「人間の感情を単純化したもの」か。
そしてそれを名演技と信ずる鑑賞者(?)たちの多いことといったら。

タグ:アート 映画
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コメント 1

hana2022

岩下志麻の語った小津安二郎監督の言葉。
確かに小津作品では、…と言っても「東京物語」一作しか知りませんけれど、登場人物たちの物静かで、淡々とした言動が印象的でした。
それに引き換え、現代のドラマのなんと煩い事。大の男たちでさえが号泣するシーンの多さ。
実際の経験上でこれまで大泣きなどした事、増してや人様の目の前でなど一度もありませんでしたが・・・。
そこに加えて、なぜか進出著しい歌舞伎界の役者たち。顔芸とか言っちゃって、そんなのは舞台だけにして欲しいと思っているのは私だけかしら。非常に鬱陶しいです。
岩下志麻レベルになると基本がしっかりしているから、どのような役柄であっても安定感が感じられます。
by hana2022 (2022-06-26 22:56) 

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