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●山田姉妹へのメッセージ「故郷」 [「言葉」による革命]

●山田姉妹へのメッセージ「故郷」

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を磨くレッスン」

「故郷」はとても疾走感のある曲ですね。疾走しながらわたしたち自身の心の中にある「故郷」が次々と脳裏に浮かんでくる歌です。その「故郷」がわたしたちの実際の故郷でもあり、そして行ったことのない原風景的イメージの故郷でもあります。そしてこの歌をお二人がご歌唱する時、「故郷」のイメージは翼をつけて飛翔するのです。


『ENCOUNT』
【オヤジの仕事】美人双子デュオ「山田姉妹」がずっと仲良しでいられたのは親の細やかな気遣いのおかげ
https://encount.press/archives/35579/



【感動する歌】双子のソプラノ歌手が歌う『2つで1つ』【手話アレンジ付】
https://www.youtube.com/watch?v=QITpOrfNRIA&feature=youtu.be

【クラシックの名曲】NEWアルバム「私のお父さん」から7曲お届け!前編【ダイジェスト】
https://www.youtube.com/watch?v=pCUeEV9nWiQ&feature=youtu.be

【弾き語り】双子のソプラノデュオが歌う【花は咲く】

https://www.youtube.com/watch?v=or-6IKGxkbg

●「言葉を語れ
美のように
戦士のように」

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山田姉妹の公式ブログ
https://ameblo.jp/karei1224/
山田姉妹の公式ツイッター
https://twitter.com/karei1224

山田姉妹『ふたつでひとつ ~心を繋ぐ、歌を継ぐ』インタビュー
http://www.billboard-japan.com/special/detail/2265

山田姉妹のあらゆる公演、あらゆる活動を徹底的に応援します!

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革命・芸術 末尾ルコ

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年4月2日 [愛の景色]

この時期君は
どう動くのか
と少し気になりながらの春の夜
あなたとの話は短かったけど

実はその少し前
10分ほど?
5分ほど?
君はぼくの視界をよぎった

君はぼくを一瞬見ただろ
ぼくも君を一瞬見た
話しかけるタイミングも持てないほど一瞬

だから言う
魅惑的で辟易する
呪術は捨てよ
魅惑的で辟易する
呪術は捨てよ
魅惑的で「ま」のある呪術なら
耳を傾けよ

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌177日~デイケアでも映画や文学の話題~わたしが毎日詩を読む理由~中原中也訳、ランボー「永遠」。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、詩の話題」

3月28日(土)手術後374日目
退院後177日目

2月26日は母のデイケアの日で、レギュラーで来ていた何人かの利用者さんの姿をこのところ見ないのだけれど、どうしているのだろうか。
ともあれ母はこの日も元気にリハビリなどをやってくれた。
同デイケアの所長さん含め、スタッフの多くが(と言っても総勢5名だが 笑)わたしの活動や趣味に関して興味を持ってくれるのが愉しい。
映画の話もよく出るようになった。
おそらくわたしがいなければなかなか映画の話題は出ないだろう(←威張ってるわけじゃないですよ 笑)。
詩についての話題も出ます。
わたしはどこへ行くにも何らかの詩集的なものを持って行きます。
デイケアでもテーブルにノート数冊と詩集を含めて2冊は本を出して、母がリハビリやら何やらでお世話になっている間、自分の仕事や読書をできればする。
すると好奇心旺盛な所長さんたちが、「その本、何ですか」と訪ねてくれて、そこから会話が展開されるわけです。

そう言えば3月のケアマネさん家庭訪問の時も詩の話になった。
このケアマネさん、映画に対する情熱は今までお話している通り、小説も女性作家を中心によく読んでいる。
ところがわたしが「いつも詩を読んでいる」と言うと驚くんですね、「えー、詩を読むんですか?」とばかり。
詩を日常的に読む人ってとても少ないのでしょうね。
フランス人の友人フェノン(仮名)と知り合う前にわたしは非常に教養ある英国人女性とフランス語会話をやってたんですが、彼女はフランス語・ドイツ語に堪能で、サルトルやボーヴォワールらの著作も読んでいます。
けれどそんな彼女にして、わたしに「何で詩を読んでいるんですか?わたしの周囲にはそういう人はいなかった」と言うんです。
まあ今の社会、そうなのかもしれないと思うと同時に、それほどまでに滅多に人がやってないことを続けている自分に悪い気はしなかったですね。

で、「詩を読む」ことの素晴らしさはいくらでもあるんですが、わたしにとって大きなことの一つを言えば、

「すぐさま〈別の世界〉へ連れて行ってくれる」ことです。

ここで言う〈別の世界〉の説明をしていると長くなるので今回はしませんが、もっともシンプルに言えば、

「目の前に見えている世界とは別の世界」

なのですね。

同じ文学でも小説だとある程度以上の分量を読まねばその世界に入り込めません(例外的な小説も少なからずありますが)。
詩はですね、例えば1~2ページの分量で、しかも字数が少なくても一足飛びに〈別の世界〉へ連れて行ってくれます。

例えばアルチュール・ランボーのあまりに高名な「永遠」。
中原中也の訳詞で読んでみてください。

「永 遠 」

また見付かった。
何がだ? 永遠。
去(い)ってしまった海のことさあ
太陽もろとも去(い)ってしまった。

見張番の魂よ、
白状しようぜ
空無な夜に就き
燃ゆる日に就き。

人間共の配慮から、
世間共通(ならし)の逆上(のぼせ)から、
おまえはさっさと手を切って
飛んでゆくべし……

もとより希望があるものか、
願いの条(すじ)があるものか
黙って黙って勘忍して……
苦痛なんざあ覚悟の前。

繻子の肌した深紅の燠よ、
それそのおまえと燃えていりゃあ
義務(つとめ)はすむというものだ
やれやれという暇もなく。

また見付かった。
何がだ? 永遠。
去ってしまった海のことさあ
太陽もろとも去ってしまった。

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