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●山田姉妹へのメッセージ「森の水車」 [「言葉」による革命]

●山田姉妹へのメッセージ「森の水車」

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を磨くレッスン」

由紀さおりさんの番組でご歌唱になっているのを鑑賞させていただいた時の感激は忘れられません。これほどまでにチャーミングに、そしてエレガントに「森の水車」をお歌いになられる方がおられるとは、と!軽くダンスを交えてのパフォーマンスだったのですが、その優雅なこと。今回アップしてくださった動画もあの時とは違う振り付けですが、チャーミングさ、エレガンス、そして優雅さは変わりありません。ご解説の方も、音楽の基礎的知識に欠けているわたし(とほほ)にとってはとても嬉しいもの。わたしも頑張って、もっともっと音楽的教養を深めたいと思います。

山田姉妹の「森の水車」
https://www.youtube.com/watch?v=dmFIpl34F74&feature=youtu.be


山田姉妹の「アメージンググレイス」

https://www.youtube.com/watch?v=rdfC25jn2RI&feature=youtu.be

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年4月22日 [愛の景色]

しばらく会ってないと
しばらく会えないと
いつ会えるかより不鮮明との間で
揺れはしないけれど
さざ波は感じる

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌197日目~映画『ガンジー』を今鑑賞するとどんな気持ちになるか、そのフォトジェニックと30万人以上のエキストラ。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と歴史の話題」

4月17日(金)手術後391日目
退院後197日目

『ガンジー』を観た。
これまたいつ以来だろうか。
約3時間。
南アフリカ時代から暗殺に至るまでのマハトマ・ガンジーが描かれる。
アカデミー作品賞をはじめ多くの映画賞を獲得した『ガンジー』のガンジーを演じるベン・キングズレーが途中からガンジー本人にしか見えない。
ベン・キングズレーもアカデミー賞主演男優賞を獲得した。
その後は概ね、ベン・キングズレーはいつもベン・キングズレーとなっていくが。
まあそれはそれでいい。
マハトマ・ガンジーは現代史の中の偉人だけれど、この作品は歴史ロマンの範疇に入るだろう。
先鋭的にガンジーの業績を評価・批判したものではなく、彼の生きた時代、生きた場所の主観的描写・・・「主観」というのはもちろん監督、製作者、脚本家らの主観だ。

マハトマ・ガンジーは1869年10月2日に生まれ、1948年1月30日に暗殺されている。
わたしが物心ついた頃は既に歴史上の偉人という感であり、少なくとも一般的には議論の余地のない「偉い人」だった。
学校の図書館に足を運べば伝記が置いてある人たちの中の一人。
いたでしょう、ヘレン・ケラーアンネ・フランクとかエジソンとか、日本人では野口英世とか。
そしてあらためて映画『ガンジー』を鑑賞すると、確かに彼は「子どもからお年寄りまで幅広く興味を持ちやすい」政治手法を採っていたしそんな生涯を送ったのだと理解できる。
何よりもまずその外見のインパクトだ。
マハトマ・ガンジーがマハトマ・ガンジーとして力をつけてきてからは彼は洋服を着ずに、インド綿布の衣と草履を着用し、つまり欧米化した社会からはほとんど裸体に布を巻いているように見える。
特等にメガネ、そして杖。
さらに糸車で糸を紡ぐ姿。
とりわけリアルタイムでマハトマ・ガンジーを見ていた人たちにとって、彼がどれだけフォトジェニックであったか、手に取るように想像できるというものだ。

映画『ガンジー』は「人間を見る映画」でもある。
30万人以上だとされるエキストラ。
作品中ガンジーの演説を聴く人たちが、ずっと向こうの丘の上にもずらりと並んでいる。
インド的な悠久を感じさせる風景の中のとてつもない人間たち。
この映画が必ずしも表現として驚くべきものはないにしても、そこに映し出されるものは驚異であり、映画そのものであること間違いはない。

ガンジーの驚くべき力は、彼が断食することによって国民の多くの心の向きと行動を変えた実績によっても端的に表れている。

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