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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~とても豊かなおもしろさ、ジョン・ギラーミン『ナイル殺人事件』。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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BS日テレで『ナイル殺人事件』を放送してたので久々に観たが、なかなかおもしろかったケネス・ブラナーのやつじゃなくて、ジョン・ギラーミン監督の。
エルキュール・ポワロがピーター・ユスティノフで、何とミア・ファローとジェーン・バーキンが出ているではないか。
(何と!)と言うのは、ミア・ファロー、ジェーン・バーキンともエライザ(ケアマネさん)がたいそう愛している女優なわけですわ。
それとカトリーヌ・ドヌーヴね、ケアマネさんの場合。

ヤフコメとかネットで「誰が演じたポワロが一番いい?」という話になると、「(テレビ版の)デヴィッド・スーシェが最高!」という意見が目立つけれど、こういう人たち、映画をちゃんと観てそう思ってるのかね。
テレビで何度も観ているうちにそう思い込んでるだけだろうね、大方は。
ピーター・ユスティノフのポワロもなかなかいいですよ、とぼけていて、しかし鋭くなるシーンは迫力がある。

ジョン・ギラーミンは『タワーリングインフェルノ』やジェフ・ブリッジス主演の『キング・コング』などを撮った監督。
でもこの人が大作を監督できた期間は短かったよう。
『タワーリングインフェルノ』という映画史上の金字塔を創ってくれただけでも大感謝です。

『ナイル殺人事件』は音楽もニーノ・ロータと豪華。
ニーノ・ロータとエンニオ・モリコーネは映画音楽史上でも別格だよなあ。
エンニオ・モリコーネの数多の映画音楽の中で、特に日本では『ニューシネマパラダイス』となるんだけど、わたしはダントツで『ミッション』です、デ・ニーロの。

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『アデルの恋の物語』の名台詞

「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」


『バベットの晩餐会』の名台詞

「芸術家は貧しくならないんです」



眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

「それはそれ 恋は恋」



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