●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『ジェラール・フィリップ 最期の冬』、「映画スター」はいつでも『今そこにいる』。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
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『ジェラール・フィリップ 最期の冬』というドキュメンタリー映画を観た。
フランスの大スターだったジェラール・フィリップの生涯、特に37歳で死去する間際の彼の状況を入念に描いている。
そして稀代の映画スターであるジェラール・フィリップは、舞台を心から愛し、舞台のために、仲間のそして決して様々な条件が恵まれているとは言い難い舞台役者たちのために自らの欲得を忘れて働いた人間でもあった。
あるいは左翼的思想を持ってた彼が政治活動をしていたこともよく分かる。
ただやはりジェラール・フィリップは、こうして彼の時代からかけ離れた時代に生きるわたしたちにもその美を堪能できる、つまりまごう事無き映画スターである。
つまり「映画スター」であれば、人類の文明が続く限り半永久的に
「今そこにいる美であり芸術」である。
それが映画スターというものであり、映画というものである。
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『アデルの恋の物語』の名台詞
「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」
『バベットの晩餐会』の名台詞
「芸術家は貧しくならないんです」
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眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞
「それはそれ 恋は恋」
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