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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~オードリー・ヘプバーンに乗れないヒヨコが『ティファニーで朝食を』を久々に観賞。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



『ペティコート作戦』という映画があって、子供の頃テレビのロードショー番組で放送したけれど、それを観たかどうか覚えてない。
「ペティコート」という女性用衣類の響きが子ども心に想像を刺激されたけれど、もし観ていたと十全には理解できなかっただろう。
監督はブレイク・エドワーズで、『ピンク・パンサー』シリーズで有名だが、このシリーズもいくつか観ているはずだけれど、さほど愉しんだ記憶はない。
などと書いているのは最近『ティファニーで朝食を』を観返したからで、(あ、これブレイク・エドワーズなんだ)と、ちと意外だったというのもある。
「世紀の大スター」の一人であるオードリー・ヘプバーンだが、オールドタイマーの大スターたちが大好きなわたしだけれど、オードリー・ヘプバーンを心から(いいなあ~)と感じたことはない。
『ローマの休日』もなんか乗れないのよね。まあこれは個人的嗜好の問題かもしれない。
ただ『ティファニーで朝食を』のテーマ曲とも言える「ムーンリバー」は大好きで、やっぱ名曲ですよね。
映画の中で名曲がかかると感銘もひとしお。
そして今回『ティファニーで朝食を』を観た感想はとなると、まず冒頭の有名なシーン、「ムーンリバー」が流れる中、早朝のニューヨーク、ティファニーの前で黒い衣装、そして黒いサングラスをかけたヘプバーンがクロワッサンを頬張る。
これはもう文句なしに名シーン。
そしてラスト、雨の中、ヘプバーンとジョージ・ペパードが我を忘れて抱擁する。
これも素晴らしい映像、そしてヘプバーンの(今までの苦しさからついに解放される瞬間)を表現した演技は見事なものである。
が、その間の多くのドタバタを交えた展開は、今観るとかにも感覚が古く、凡庸な時間であると感じざるを得なかった。


・・・

『アデルの恋の物語』の名台詞

「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」


『バベットの晩餐会』の名台詞

「芸術家は貧しくならないんです」



眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

「それはそれ 恋は恋」



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タグ:映画 アート
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