●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~アカデミー助演男優賞から主役スターとなった稀なトミー・リー・ジョーンズ、そして『追跡者』。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
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トミー・リー・ジョーンズは『逃亡者』でアカデミー助演男優賞を獲得して大スターの地位を確立し、
と簡単に書いているけれど、「アカデミー助演賞」を獲得したからといって、トミー・リー・ジョーンズのようにその後主演級のスターとして活躍する例は稀である。
トミー・リー・ジョーンズの場合、オスカー獲得がその本来彼に内蔵されていたカリスマを引き出したと言えるだろう。
そんなトミー・リー・ジョーンズに、あるいはブルース・ウィリスなどもそうだが、世界中ほとんどの人に知られていると言っても過言ではない真のスーパースターたちをおふざけたキャラクターとして出演させる日本のテレビCMとは何なのだ。
しかも「画面上」であっても、日本人俳優などと「共演」させている。
こうしたことが常態化しているのは、「日本人の国際感覚欠如」を促進する一因となっていると断じて過言ではないだろう。
そうした問題も今後しっかり指弾していきたいが、トミー・リー・ジョーンズ主演の『追跡者』、これは助演としてハリソン・フォードを追い詰めた『逃亡者』での役と同じ人物を再び演じ、護送中に逃亡した男を追うのであるが、やはりなかなかに観応えがあった。
飛行機落下や墓地での銃撃戦アクションシーンも充実していたけれど、わたしにとって最も愉しめたのは…と、これは次回に譲ろう。
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『アデルの恋の物語』の名台詞
「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」
『バベットの晩餐会』の名台詞
「芸術家は貧しくならないんです」
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眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞
「それはそれ 恋は恋」
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