●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『追跡者』に出演していたイレーヌ・ジャコブ、その役柄の嬉しい衝撃。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
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トミー・リー・ジョーンズ主演『追跡者』にはロバート・ダウニー・ジュニアも出ていて、けっこう小柄なんですね、この人。
『アベンジャーズ』や『アイアンマン』などでは気づかなかったけど、トミー・リー・ジョーンズよりもかなり小柄。
そして『追跡者』の中では無表情。
ウェズリー・スナイプスが逃亡する役で出ていて、こちらも若い。
ベテランになってからのスナイプスしか知らなかったら彼ときづかないかもしれない。
しかし何よりもわたしにとって、そして間違いなくフランス映画、欧州映画を愛する人間にとって重要なのは、
イレーヌ・ジャコブが出ていること。
イレーヌ・ジャコブ。
ルイ・マル監督の『さよなら子供たち』で映画デビュー、クシシュトフ・キェシロフスキ監督の『ふたりのベロニカ』でカンヌ国際映画祭で女優賞を受賞。
『二人のベロニカ』こそ。欧州の耽美と頽廃に満ちた流麗極まりない映像の中、神秘的なストーリーが綴られる。今や伝説的映画と言ってもいいだろう。
さらに『トリコロール/赤の愛』、でミケランジェロ・アントニオーニ監督の『愛のめぐりあい、そしてテオ・アンゲロプロス監督の遺作『エレニの帰郷』でも主演である。
そんなイレーヌ・ジャコブが『追跡者』ではなんと、ウェズリー・スナイプの「女」の役で、しかもなんとなんと
「スターバックスのスタッフ」という設定。
スタバヘヴィーユーザーのわたしが理不尽なまでの悦びを、イレーヌ・ジャコブの、スタバの緑のエプロン姿に味わったのは言うまでもない。
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『アデルの恋の物語』の名台詞
「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」
『バベットの晩餐会』の名台詞
「芸術家は貧しくならないんです」
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眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞
「それはそれ 恋は恋」
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