SSブログ

●末尾ルコ かつて語った「アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵」パスカル・トマ監督 [「言葉」による革命]

「アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵」パスカル・トマ監督

品がよく、楽しく、適度にクレイジーで、ストーリーも味わい深い。何よりもカトリーヌ・フロの包容力あるキャラクター。すべてが上質のエンターテイメント。



タグ:アート 映画
nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年10月9日 [愛の景色]


ピンクとホワイトの
素敵な配分

nice!(5) 
共通テーマ:アート

●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々、恐るべきラストシーン、ダイアン・キートン『ミスター・グッドバーを探して』。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。




ところでいまだ大女優にしてポップな雰囲気も併せ持つダイアン・キートンがアカデミー主演賞を獲得したのがウッディ・アレン監督の『アニー・ホール』で、その中での彼女の斬新でスタイリッシュな服装が特に女性たちを魅了し、それ以来ファッションリーダー的おしゃれなダイアン・キートンのイメージが定着したのですが、同年公開の『ミスター・グッドバーを探して』ではまったく違う姿イメージでいまだ「似た映画」が無いほどなのです。
『アニー・ホール』のダイアン・キートンは、そりゃあわたくし一目惚れしたほど魅惑的なのですが、しかし従来の女性的フェロモン発揮的雰囲気は微塵もない。
従来の女性的ラインを強調しないファッションで、あくまで知的でチャーミング。
こうした主演女優はそれまでいなかったのですね。
ところが『ミスター・グッドバーを探して』の中では、わざとらしさはないけれど、女性的フェロモンを濃厚に漂わせて鑑賞者を魅了する。
しかしそれはグラマラスな媚態を武器にするのではなく、スレンダーな肢体と知的な表情が生み出す色香だった。

『ミスター・グッドバーを探して』のダイアン・キートンはろうあ学校の教員でありながら、夜な夜な行きずりの男と性愛を交し合い、薬物にも依存する女。
その行動には幼い時期に罹患したポリオの再発に対する不安がある。

『ミスター・グッドバーを探して』はそのすべてが観どころだがそのラストシーンの恐るべき演出はまさにトラウマ的であり、しかしもうずっと前に観たきりなので、ああまた観たいのである今日この頃。



山田姉妹のYouTubeチャンネルです。
 ↓
https://www.youtube.com/channel/UCG5-W9juoM5xsObCU_M3GNg

山田姉妹のツイッターです。
 ↓
https://twitter.com/Karei1224

タグ:アート 映画
nice!(9)  コメント(1) 
共通テーマ:アート