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●末尾ルコ かつて語った「歓楽通り」パトリス・ルコント監督 [「言葉」による革命]

「歓楽通り」パトリス・ルコント監督

テクニックを駆使したリッチ過ぎるほどの映像にはため息が出そうになるが、この主人公の思考にはとても共感できない。ルコント作品の中では、エロティシズムの醸成に成功しているとも言えない。




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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年10月15日 [愛の景色]


この話をフジバカマは
どう思うのだろう


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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々、『ヘレディタリー』『ミッドサマー』が怖くなかった「初恋のヒヨコ」にとって、『樹海村』はどうか。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



『樹海村』という映画、カテゴライズするならJホラーなんだけど、そしてJホラーで凄くおもしろいとかとっても怖いとか、そんなこと滅多にないので観るのも気が進まないけれど、それでも(ひょっとして)と観てしまう、ホラーってそんな魅力がありますね。
『樹海村』の場合は主演が山田杏奈という才能ある若手女優なのでモチベーションは他のJホラーより大きかった。
山田杏奈は『ミスミソウ』というシュールリアリスティックな復讐殺戮物へ主演していて、こういう映画は素晴らしいキャリアです。

ま、とにかくね、「映画的であるか否か」を峻別していかないとね。
日本の場合、これがどんどん薄らいでいるという、ほとんど陰謀のような状況ですから。

ほんで、『樹海村』ですが、『犬鳴村』とかよりはずっとよかった。
ちょっとだけ怖い…というほどじゃないけれど、(あれ?怖いかなあ…)くらいのシーンはあった。
まあわたしが多くの映画を観過ぎてるってのもありますが、世界的にも大評判の、アリ・アスター監督の『ヘレディタリー』や『ミッドサマー』も特に怖いと感じませんですのよ。
この2作、悪くはないですけどね、そりゃあ。
でも怖いとは感じなかった。

『樹海村』は富士の樹海をテーマにしていて、その場所の成り立ちや過去に生じた出来事が怨霊(的な存在)を育み、現代の人間にまで祟るというトーンのストーリー。
こけおどしのお化け屋敷的演出が少なかったのと、怨霊たちの造形とその映し方がよかった。



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