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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~オルフェウスの神話、その基本的エピソード。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



オルフェウスは竪琴の名手。
その美しい音色は人間だけでなく動物たちも聴き惚れ陶酔したという。

そう、ギリシャ神話神話の中でもオルフェウスの神話はいまだ無数の人類を感動させ、影響を与え続けている凄いエピソードの一つ。
圧倒的な美と圧倒的な恐怖がいづだってわたしたちの感覚を刺激してくれる。

オルフェウスの妻はエウリュディケ。
しかし彼女は蛇に嚙まれて死んでしまう。
嘆き悲しむオルフェウスは生きながら黄泉の国へと旅立つ、亡き妻を探して。
このくだりこそ「オルフェウスの冥府下り」としてあまりに高名。
人間の恐怖の根源にさえ触れかねない恐るべきイメージ。
しかしグロテスクな中の圧倒的美と人間存在の根源に触れるノスタルジー、そして夢幻性。

冥界へと下ったオルフェウスは王ハデスにエウリュディケの返還を求める。
ハデスはそうにかその願いに応じ、しかし「冥界を抜け出すまで決して背後(妻の方)を振り返ってはならない」と条件を付ける。
エウリュディケを伴い冥界脱出間近のオルフェウス。
しかしここで振り向いてしまった。
妻はアッという間に消えてしまい、それが永遠の別れとなる…。

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●末尾ルコ かつて語った「ミュンヘン」スティーブン・スピルバーグ監督 [「言葉」による革命]

「ミュンヘン」スティーブン・スピルバーグ監督

衝撃的な事件の強烈な映画化。エリック・バナの無個性・無表情な顔が生かされる。1970年代のファッションというのは、今見かえすと実にギトギトした危険性を醸し出す。
タグ:アート 映画
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●「母連れ狼」末尾ル コ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~ギリシャ神話のお薦め、オルフェウスの話から。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



ああオルフェウス。
フランス語ではオルフェ。
この初恋のヒヨコ、オルフェウスのように言葉を発したい。

オルフェウスと言えば、ギリシャ神話。
古代ギリシャの文化はいまだ(これが古代か?紀元前か?)と驚愕するほど凄まじいクオリティだ。
ギリシャ神話、ギリシャ文学、ギリシャ哲学…。
哲学は美しいけれどちと難解な要素は当然ある。
しかしギリシャ神話、ギリシャ文学は人生の中でぜひ味わってほしいのです。
美しい、美しく怖い。
怖い、怖いから美しい。

オルフェウスの神話はご存じの方も多いけれど、ここで振り返ってみましょう。

オルフェウスは竪琴の名手。
その美しい音色は人間だけでなく動物たちも聴き惚れ陶酔したという。…

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●末尾ルコ かつて語った「宮本武蔵 巌流島の決斗」内田吐夢監督 [「言葉」による革命]

「宮本武蔵 巌流島の決斗」内田吐夢監督

内田吐夢の傑作「宮本武蔵シリーズ」の完結編だが、やや完成度が低い。「一乗寺の決斗」などの異様な雰囲気はなく、おつう役の入江若葉の素人芝居が際立って奇態に見える。とは言え、必見のシリーズ完結編だ。



タグ:アート 映画
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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~我が愛する戦争映画はあの二作~「アーティスト」という言葉。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



戦争映画について考えてみました。
わたしにとっての圧倒的二大戦争映画は、
『地獄の黙示録』
『ディア・ハンター』です。

この二作はまったく人間業を超えてますので。

で、他にはどんな戦争映画が好みかと言いますと、

『アラビアのロレンス』
『プライベート・ライアン』
『戦場のピアニスト』
『シンドラーのリスト』
『ダンケルク』
『イングロリアス・バスターズ』
『フルメタルジャケット』
『硫黄島からの手紙』
『パットン大戦車軍団』
『戦場のメリークリスマス』
『コーカサスの虜』
『キリング・フィールド』

『プライベート・ライアン』と『シンドラーのリスト』には無駄なシーンがありますけどね。


さらに別格的に、
『ナポレオン』
『無防備都市』となります。

他にもあるかもしれません。
「戦争」とは、そして「戦争映画」とは何か?
これら作品を基にしながら考えていきます。

・・・

12月に放送した『ぼくらの時代』によれば、北村匠海の父親は彼に『ゴッドファーザー』を激推しし、母親はフランス映画好きだとか。いいよね、そんなご家庭。ただ北村匠海、同番組で「アーティスト・俳優」と紹介されていたけれど、それは本人が望んだのかどうか知らないけれど、そもそも「アーティスト」って何なんでしょうね。



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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~多目的トイレ、専用・優先駐車場を平気で使う健常者。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



12月27日のことだ。
わたしはうたちゃん(母)とともに蔦屋書店に出向いた。
スーパー A MAXの手前辺りで車が渋滞のようにしばらく動かなくなり、平日の月曜なのにと理由が分からない。
理由が分からないまま5分ほど経ってようやく動き始めた。
少し行くと数台のパトカー、そして救急車が停まっていて、警官が交通規制をしている。
つまりその範囲の道路が交互に一方通行となり、右車線を動かせば左車線を止め、という状態なのでそりゃあ車はなかなか流れない。
何らかの事故が起こったのだろう。
でもこういうの、もっと早く理由が分からななきゃ困るよね。
特にうたちゃん、トイレが近いんでね、こういう状態が続くの困るんです。

で、その日の蔦屋書店、うたちゃんの自宅介護を始めてもう2年と3か月になろうとしてますが、2021年に入ったくらいから、自ら意識せずとも多目的トイレや専用駐車場、優先駐車場などの使用状況に自然と目が行くようになってきた。
例えば多目的トイレにはよくでかでかと、「どなたでも使用できます」的なこと書いているのがあるけれど、やはりねえ、そう書くよりも「必要な方優先」の意を強調してほしいです。
多目的トイレの前でしばらく待つことになり、出てきたのがどう見ても健常者としか思えない人であれば、正直気分が悪いです。
それでねえ、その日どにかわたしたちの車、専用駐車場に停めることができたけど、うたちゃんに車椅子乗ってもらってスローブへ向かおうとしてたら、上等な車が何の迷いもなく「(高齢者、妊婦、身体障害者などのための)優先駐車場」へ入ってきた。
軽く横目で見ていると、出てきたのは四角張って中年男でずんずん歩いて建物の中へ。
どう見ても健常者です。
ぶっちゃけ、腹立ちます。
こういうののためにわたしたち遠くの駐車場へ停めざるを得ない場合もありますからね。
体力のないご高齢者とか、施設へ入るのを断念する場合もあるでしょう。
そもそも、「専用駐車場」と「優先駐車場」を分けてたりするけれど、ここももっと「必要な人たちのため」という意を強調すべきじゃないか。
ネットで調べても、やはり「必要でない人たち」の使用が多いという情報がしっかりありますしね。



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●末尾ルコ かつて語った「キングス&クイーン」アルノー・デプレシャン監督 [「言葉」による革命]

「キングス&クイーン」アルノー・デプレシャン監督

観始めたときは、映像、語り口も快調で快感だったのだが、どうもだんだん作品中のエマニュエル・ドゥヴォスとマチュー・アマルリックのキャラクターに不快感を覚え、だんだん嫌気がさしてきた。こうなると、作品の完成度は2の次になる。
タグ:アート 映画
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●「母連れ狼」末尾ル コ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~『ハスラー』ポール・ニューマンの、その目。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
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いやいや別にわたくし年末に『ピアニスト』や『女の復讐』でイザベル・ユペールのみに耽溺していたわけではございません。
そう、たとえば『ハスラー』。
久々に観ましたよ。
やはりいい映画が複数回観なきゃだめですね。
以前に観た時と印象がまるで違う。
ずっとわたしこの『ハスラー』、長々とビリヤード(プール)のプレイシーンが続くって記憶が残ってましたんです。
ぜんぜん違ってました。
確かにプールで勝負するシーンはあるけれど、それよりも主人公のエディ(ポール・ニューマン)と女性、そして凄腕のプレイヤーやエディを利用して儲けようとするあくどい男などとの人間関係がニュアンスたっぷりに深く描かれている。
観応えあります。
ポール・ニューマンと恋仲になる女性がパイパー・ローリーなんですが、この人キャリーの母親役で映画史に刻まれている女優じゃないですか。
あのブライアン・デ・パルマの『キャリー』のおっとろしい母親のパイパー・ローリーですよ。
他にもジョージ・C・スコットなど、面魂のいい面々がずらり。
そしてその中でも圧倒的に輝くのが主演のポール・ニューマンだ。
そう、ポール・ニューマン自体がスペクタクルだと言えます。
その完璧なラインの顔立ち、ナチュラルで色気たっぷりのボディ、そして何と言ってもその目。
どこから見ても、暗闇でさえも光っているようなポール・ニューマンの、その目。



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●末尾ルコ かつて語った「マーゴット・ウェディング」ノア・バームバック監督 [「言葉」による革命]

「マーゴット・ウェディング」ノア・バームバック監督

おもしろいとも、おもしろくないとも言えない、どうにも煮え切らない作品。ニコール・キッドマンとジェニファー・ジェイソン・リーの共演は見応えあるし、ジャック・ブラックはときおり笑わせてくれるのだが。



タグ:アート 映画
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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~世界の誰もがしたことのない(だろう)『ピアニスト』そして『女の復讐』鑑賞の仕方。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
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要するに12月20日には『ピアニスト』を観たんです。
そして12月24日クリスマスイヴには『女の復讐』を。
共通点は、「イザベル・ユペール」。
どちらもイザベル・ユペールが主演。
そしてどちらもうたちゃん(母)と鑑賞しました。

いや絶対いない。
世界広しと言えど、12月20日に『ピアニスト』を、12月24日クリスマスイヴに『女の復讐』を、しかも母親と観た息子は。
まあ比較的最近どちらもWOWOWで放送されたから、両作品とも比較的最近観た人はいるでしょうけどね。
でもクリスマスイヴに『女の復讐』は観ないでしょう。
それが「母親とともに」となると、恐らく世界でわたしだけ…。
まあ違うかもしれないけどね。
でもこんな感じで、(ひょっとしてこれ、世界で自分だけ?)と自己満足に浸るのもいいものですよ。
特に日本人は「同じこと」するのが大好きだからね。
「違うこと」、そして「誰もしたことないこと」…無数にできますよ。
毎日トライしてみよう。



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