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●末尾ルコ かつて語った「マリー・アントワネット」ソフィア・コッポラ監督 [「言葉」による革命]

「マリー・アントワネット」ソフィア・コッポラ監督

チープで楽しいキャンディのような作品を目指したのは分かるが、結局は何も残らないというのはどうだろう。チープで楽しくて、しかも「残る」映画も多いのだけれど。このあたりはソフィア・コッポラの資質の問題か。「顔」に関しては議論のあるキルステン・ダンストだが、エロティックな魅力は間違いなくある。その分多少点数は上がる。
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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~エイミー・アーヴィングとナンシー・アレンの共通点は?という昨今は難題。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



エイミー・アーヴィングとナンシー・アレンの共通点は?とわたしが問いかけたところで、かなりの映画ファンでなければ、「え?誰それ?カパケペコポ??」となるだろう。
しかしわたしにとってこの二人はとても大切な女優なのである。

エイミー・アーヴィングとナンシー・アレンの共通点はもちろんブライアン・デ・パルマ監督の『キャリー』へ出演していたこと。
さらにエイミー・アーヴィングは『フューリー』で、ナンシー・アレンは『殺しのドレス』と『ミッドナイトクロス』で、ブライアン・デ・パルマ監督のミューズとして主演した実績があることである。
ナンシー・アレンはブライアン・デ・パルマと、そしてエイミー・アーヴィングはスティーヴン・スピルバーグと結婚していたこともある。

そしてわたし最近『殺しのドレス』と『フューリー』を久々に観たのだが、もういまだ抜群におもしろいんです。
昨今『フューリー』っつったらブラピ主演の洗車戦争映画、いや戦車戦争映画となる人が99.99999…%なのだろうが、デ・パルマ『フューリー』を一度観てみっつーの!
出演はカーク・ダグラス、ジョン・カサヴェテス、エイミー・アーヴィング、さらにチャールズ・ダーニングも登場する重厚かつ豪華版。
ジョン・カサヴェテスに関しては、監督作はもちろんのこと、出演作も映画ファンなら絶対観逃すべきではない。
そして「超能力者の孤独と怒りと力」を描いたこの作品、「心が高揚する」という意味では極めて高いレベルに達している。

タグ:アート 映画
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