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●末尾ルコ かつて語ったドイツ映画『ガーディアン』1 [「言葉」による革命]

人間は自分の心も身体も意のままにできない。

普通はそうです。
だから「自らの心身をより意のままにできている人たち」を畏敬の眼差しで眺め、時に憧憬の対象となる。

わたしにとってバレリーナたちはそんな存在だし、スポーツ選手の一部もそうです。
クラシックやジャズの奏者もその中に入るかもしれない。
選ばれた才能と絶え間ない修練によってしか成し得ない「身体の自在性」を得た人間たちの姿。
まるで「神」のような・・・。
なんて言うと、日本では「神」という言葉がきっとこの名詞ができて以来最も価値を下げられた状態だからどうにもこうにも。
なにせ「神対応」なんて言葉があり、ちょっと気が利いた対応をしたら「神」と指定されるわけだから。
いかに八百万の神の国とは言い条、これではね。

タグ:アート 映画
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年1月1日 [愛の景色]

そうなんだよ
夢と言っても何種類もあって
君が登場するのは
少なくとも二種類の
夢なんだ

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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌449日目~末尾ルコ、2021年、新年の抱負、介護、芸術、映画、そして言葉。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

12月27日(土)手術後638日目 退院後448日目

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

2019年9月30日に母(お母ちゃん)が退院し、これで1年と3か月。
退院の際、喜びと不安の中で始まった母(お母ちゃん)の在宅介護生活も、いくつかの波がありながらもどうにかこうにか「できるだけ愉しみながら」1年と3か月、そして2回目の新年を迎えることができました。
この間の経過については当ブログで適宜お伝えしていますが、毎日アップしているとはいえ限られた時間とスペースの中、「書いてないこと」や「(今のところ)書くべきでないこと」も多くあります。
そうしたものも含め、今後様々な形で母(お母ちゃん)とわたし、そしてわたしたちに関わってくださっている人たちについて、わたしたちと交流してくださっている人たちについても、「作品」として表現していければと考えています。

そしてまた、わたしがずっと以前から提唱している〈「言葉」による革命〉についてもさらに推進していこうと。
いろいろな方法で。

〈「言葉」による革命〉とはいかにも大仰なネーミングだと鼻白む人も以前からいるのでしょうが、そうではないんです。
確かにいかにも大仰な言い方ではありますが、敢えてこういう言い方をしている。
しかしやるべきことは実にシンプルで、誰しもがすぐに始められることです。
だって要するに、

「言葉遣いに意識的になり、よき言葉遣いをしていく」

が基本ですから。

もちろん「よき言葉遣い」というところを詳細に説明すると、そりゃあ長くなるけれど、取り敢えず「意識的に言葉を遣う」と意識してくださればいい。
ある程度の年齢になるとほとんどの人たちはもう無意識に、それまでのワンパターンの言葉遣いを続けているのですね。
その状態に一旦終止符を打ち、「新たな言語生活を始める」わけですね。

わたし自身、母(お母ちゃん)の介護を本格的に始め、あらためて「言葉」の大切さを身に染みて実感しています。
退院後は基本的にいつも愉しく、元気な母(お母ちゃん)ですが、それでも「介護されながらの生活」です。
そりゃあ思うところは多くありますでしょうし、落ち込んだりヒステリックになることもある。
そんな時大切なのは「言葉」なのです。
どれだけ母(お母ちゃん)の心が納得し、歓んでくれる言葉をかけることができるか。
わたしが母(お母ちゃん)にいつもどんな言葉をかけているかは当ブログでもまだほとんど触れていません。
それら言葉は大きくわたしたち母子の人生やプライバシーにもかかわることですので、軽々には書けないのです。
けれどこれらもいつか、近いうちに何らかの形でお伝えできると考えています。

コロナ禍でまったく気の重い年末年始ですが、だからこそ一秒一秒を大切に、大切な一秒一秒をもっと愛するための言葉を!

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