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●末尾ルコ かつて語った『私は二歳』 1 [「言葉」による革命]

市川崑監督『私は二歳』。
父役は船越英二、母役は山本富士子、祖母役が浦辺粂子、さらに岸田今日子も出演していて、若き日の岸田今日子というのは、既に粘っこい雰囲気は醸し出しているけれど、それでもフレッシュな要素がある、なかなか他では見かけないタイプだということがよく分かる。
わたしが映画を観始めた頃は、岸田今日子は既に「怖い人」あるいは「犯人」(笑)というイメージが定着していたんですが。


タグ:アート 映画
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年1月27日 [愛の景色]

それでもいい気分にはなる
意外性もあったからね
ぼくも人間だし


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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌475日目~コロナ禍の今だからこそ、「言葉を磨く時間」をいっぱい取りましょう。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

1月24日(金)手術後666日目 退院後466日目

次の文章は、新年のご挨拶として山田姉妹にお送りしたものです。

・・・

あけましておめでとうございます。今年もますますのご活躍、日々念じております。
それにしてもこの年末年始、新型コロナの状況が一段と厳しくなってしまいました。一体今年、人間の活動はどれだけのことができるのか。今のところまったく不透明と予想せざるを得ません。しかしどんな状況であっても、わたしたちは生き続けようとしなければならない。「しなければならない」と書くとまるで義務のようですが、そうですね、生き続けようと試み続けるべきだと言い換えてもいいかもしれません。そして生き続けようと試みる限りは、「より意義ある日々を送る」ことを試み続ける・・・いささか大雑把ではありますが、これがわたしの人間観、あるいは人生観の一環です。
いつかまた、「新型コロナの時代」にお二人が感じ続けていたお気持ちを歌詞の形にした作品、聴ければいいなあと熱望しております。
それでは2021年もよろしくお願いいたします。

・・・

何と言いますか、わたしにとって山田姉妹は特別な存在なのですが、彼女たちでなくとも、わたしは誰かに「言葉を差し上げる」場合、できる限りしっかりと考え、マンネリ化した言葉は使わないようにしています。
それは「書き言葉」ではもちろんのこと、「話し言葉」でも同様で、「誰に言っても同じ」ようなワンパターン言葉は原則使いません。
「書き言葉」と違い「話し言葉」は瞬時に判断せねばならない場合が普通で、その点の難しさはありますが、それでも「できる限りの」努力はしています。

割と日本人って、歴史・文化的に「出る杭は打たれる」的メンタリティがありますので、(他の人と同じにしてたら無難)という意識がありますからどうしても皆似たような感じになることが多いですが、そんなメンタリティが社会や日常生活の閉塞感を生んでいる傾向も否めません。
現在コロナ禍で直接人と話する機会は大きく減っていますが、だからこそその都度その都度の機会を大切にしたい。
少なくなっている「話しする機会」をせっかく作ったのにマンネリ言語・ワンパターン言語では何とももったいない。
あと、ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、人と話をするときにマンネリ言語・ワンパターン言語ばかり使うのは、相手の人間性を軽視していると、そうとさえ思っています。
もちろんマンネリ言語・ワンパターン言語しか使えない人もいるでしょうけれど、まあちょっとそういうのは困りますわね。

で、思いますに、コロナ禍で人と話する機会が少なくなっている現在だからこそ、

「言葉を磨く時間」を多くする。

そうしていただきたいんです、より多くの人に。
「言葉を磨く方法」はいくらでもあります。
適宜紹介していきますね。

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