SSブログ

●末尾ルコ かつて語った「ファイト・クラブ」デヴィッド・フィンチャー監督 [「言葉」による革命]

「ファイト・クラブ」デヴィッド・フィンチャー監督

エドワード・ノートン、ブラッド・ピット、主演2人が見事に絡み合う。加えてヘレナ・ボナム・カーターもカッコいい。映像的にもおもしろいのだが、「過激風」ストーリーが実はわたしには物足りなかった。デヴィッド・フィンチャーは、本当の意味でどれだけ「過激」になれるのか。高いレベルでのお話。


タグ:アート 映画
nice!(6)  コメント(1) 
共通テーマ:アート

●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々、ケアマネさん家庭訪問。~『ジャンヌ・モローの思春期』とレティシア・ショボー。


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「恋多きヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



8月27日は母がお世話になっているケアマネさんの家庭訪問日(モニタリング)でした。
映画だけじゃなく、小説など芸術文化を愛するケアマネさん。
毎月の家庭訪問はもちろんお待ちかねなのですが、この度は高知にも初めての「まん防」が出てしまっていて、「短めのお話にしましょう」ということで、しかし結局40分程度お話したけれど、前半はコロナ情勢について。
しかし後半はどうにか映画の話題に辿り着いた。
前月に『旅路』という映画のDVDをお貸ししてて、まずはその話題でソーシャルディスタンスを取りつつ控え目に盛り上がっつた。

『旅路』とは日本映画で、1953年公開。原作は大佛次郎、監督が中村登、出演が岸恵子、佐田啓二、若原正雄、月丘夢路、笠智衆など。
この頃の岸恵子がねえ、もう本当に素晴らしい。
美しく知的、当時の日本人女性としてはプロポーションもすらりと綺麗。
『旅路』の中では、「父が女中に産ませた子どもだが、自立した女性として凛と生きている」という設定。
岸恵子にはとても合った役柄です。



『ジャンヌ・モローの思春期』という映画があって、また観たいなあこれも。
監督がジャンヌ・モローですよ、じゃんぬ・モロー。
原題が『L'Adolescente』。
まあ「思春期」ですわなあ。

出演はシモーヌ・シニョレ。
ジャンヌ・モロー監督にシモーヌ・シニョレですよ。
フランス映画ファンはこの時点で泣かなきゃ。

舞台は第二次大戦が始まる直前のフランスの村。
一人の少女の恋や経験を通じてその成長を描く。
少女はレティシア・ショボー。
綺麗な少女です。

展開の中で中で「魔女」っていうのが出てくるのがまたヨーロッパ的で深い味わいなんですわ。

nice!(10)  コメント(1) 
共通テーマ:アート