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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~長谷川一夫の「重み」と『ラーゲリより愛をこめて』の「軽さ」。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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BS12が積極的に映画放送してくれて、とても助かっている、愉しんでいる。
例えば長谷川一夫。
ぼくにとって名前は知っているけれどほとんど未知の大スターだったのだけど、このところ放送してくれたのが、『忠臣蔵』「雪之丞変化』、そして『銭形平次』シリーズ。
長谷川一夫の魅力、大スラーぶり、じょじょに分かってきましたよ。
何といっても美しい面立ち。
そして圧倒的な目の力。
さらに粋でしかも重みある台詞回し。
長谷川一夫を観ているだけで時間が充実する。
これが大スターなんですね。

「重み」と言えば、『ラーゲリより愛をこめて』を観たのだけれど、ソ連の強制収容所に送られた日本人を題材としているけれど、そんなヘヴィーな題材なのに「重み」が感じられない。
松坂桃李、安田顕など好きな俳優も出ているけれど、なんかこう、彼らがバラエティ番組へ出ている姿が脳裏をよぎるんです。
昨今そうしたことを気にする人は少ないかもしれないけれど、ぼくは気になるな。
気になって当然だと思うけど。

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