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北川景子「瞬 またたき」 その神話的シーン 1 [生と死のためのアート]

北川景子主演映画「瞬 またたき」は「北川景子の映画」だ。
「花のあと」もそうだったが北川景子には約2時間の映画作品をほとんど1人で牽引する力がある。
映画のよしあしはあるけれど、とりあえずこの牽引する力は大したものだ。
ただ「瞬 またたき」はまず緩やかに滑り出す。
緩やか過ぎて「こんなものか」という失望ほどではないけれど、やや肩すかしの時間が短くはない。
もちろん緩やか過ぎる時間の中でも北川景子は魅力的だ。
「大事なことを忘れている」という虚ろな雰囲気も捨てがたい。
しかし鑑賞者は「瞬 またたき」を侮らずに観続けなければならない。
映画が遂に北川景子の「記憶」の確信に触れるとき、鑑賞者は驚くべき場面を観ることになるのだから。

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恋の戦(秋元優里への「恋のさや当て大作戦」)の前に  箕輪幸之斎人麿が取った行動は? [ルコ(アルベール)のスゴイ「ギャグ」]

架空情景

ついに箕輪幸之斎人麿へとメタモルフォースした箕輪幸人。
恋の戦(秋元優里への「恋のさや当て大作戦」)を前にして、やはり戦国武将のごとき謡いと舞いを始めるのだった!

箕輪幸之斎人麿 恋の戦の舞い謡い

いやさ~
いやさ~
勇ましきはこの箕輪幸之斎人麿~
勇ましきはこの箕輪幸之斎人麿~
我が姫を手にすべくう~
我は謡うよ我は舞うよ

いやさ~
いやさ~
俺、ゴリラ~~
ゴフゴフッ

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●ルコ美醜悪学の原則 9 [ルコ美醜悪学]

醜悪に対処する方法。
しかしことは単純ではない。
簡単に結論を出すべきではない。
まずはこの世界の醜悪を自覚的に認識することだ。
さらに「これは本当に醜悪か?」という問いかけ、そして「自分は醜悪でないか?」という問いかけは常に持つこと。
思考停止も自己満足も慎まなければならない。
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「Mother」最終回16.3%。その価値とは。吉高由里子「美丘」、綾瀬はるか「ホタルノヒカリ2」、仲里依紗「日本人の知らない日本語」。 [吉高由里子]

「Mother」最終回。
視聴率は16.3%と全話通じて最高だった。
口コミで「いい」ということが徐々に伝わった結果ではないだろうか。
民放のドラマとしては画期的な作りだった「Mother」だが、最終回も感心させられた部分が多かった。
まず「愁嘆場」を作らなかったこと。
安易な「愁嘆場」を作られると作品全体を安っぽくするのみならず、「ああ日本の社会はまだ遅れてるな・・」と虚しい気分にさせられるものだ。
「Mother」最終回には「田中裕子の死」「松雪泰子と子の別れ」という2つのシーンで従来のドラマであれば多分「愁嘆場」が用意されただろうが、「Mother」最終回は実に上品なまとめ方をしていた。

「Mother」最終回は他にもいくつか気に付いた点があるので、また後日書いてみよう。

民放新ドラマの内容もほぼ出揃ったようだが、今回は日本テレビに見どころが多そうだ。
吉高由里子「美丘」、綾瀬はるか「ホタルノヒカリ2」に加え、なんと仲里依紗の「日本人の知らない日本語」、さらに中谷美紀主演「離婚シンドローム」もある。

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「赤い風船」アルベール・ラモリス監督 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「赤い風船」アルベール・ラモリス監督

誇張された感情表現など一切ないのだが、観ているうちに主人公の子どもと「赤い風船」に感情移入していくという不思議。そして「風船」という感情のありえない「物」に感情移入せざるを得ないことで、独特のせつなさが醸し出される。

6点
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君への本当の愛の短い言葉 2010年6月25日 [愛の景色]

ぼくはもう少なくとも815億120万回以上「君を好きか」と自分に問いかけた。
そしてもちろん815億120万回以上「君が好きだ」という答えが返ってきた。
タグ:言葉 アート
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アベル・ガンスの映画「ナポレオン」  フランス革命を語る [生と死のためのアート]

前回挙げた名前の中で、何人ほど知ってるだろうか。
「名前だけは聞いたことが」という人物もかなり含まれているだろう。
マリー・アントワネットを知らない人はあまりいないだろうし、ナポレオンを知らないでは困ったことになる。
ロベスピエールの名前もかなり人口に膾炙している。
少女マンガでフランス革命を扱った作品も少なからずある。
しかしもしフランス革命に興味があるのなら、アベル・ガンス監督の「ナポレオン」は必見だ。
タイトル通りナポレオンを中心として描いた作品だが、とりわけ凄いのはフランス革命のシーンなのだ。
モノクロでサイレント。
しかしその迫力たるや・・。
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●ルコ美醜悪学の原則 8 [ルコ美醜悪学]

法律に触れなくても「犯罪的」行為はごまんとある。
ごまんとある中でここでは2つ例を挙げてみよう。

無礼

無神経

「世間」の隅々で見かけることのできるこれら2つの行為。
通常は法律に触れないが、これら行為にさらされた者は大きなストレスを与えられることになる。

さてこのような行為に対してどのような姿勢を示すことができるか?

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秋元優里への「恋のさや当て大作戦」でNEW箕輪幸人誕生!? [ルコ(アルベール)のスゴイ「ギャグ」]

架空情景

「始まりだぜ!」と大空に向かって叫んだ箕輪幸人。
心なしかいつもより筋肉は盛り上がり、身に着けた背広の中からムンムン男の香りが漂ってくる。
「おっと、これはもう背広じゃねえ。スーツだぜ」
顔は少しだけ小麦色になり、もちろん顔筋は心なしか引き締まり、眉毛は戦国武将のように雄々しく上を向く。
「むふっふふ・・」
鏡を見て自分の変化を確認した箕輪幸人。
「おれはもう箕輪幸人じゃないぜ。今この瞬間から箕輪幸之斎人麿だぜ!がおお!」
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吉高由里子と綾瀬はるかが対談したらどうなる? [吉高由里子]

昨日仲間由紀恵、上戸彩が対談しても吉高由里子と話が咬み合いそうにないと書いた。
そう思う理由はひとえに「女優としての姿勢・覚悟」の差異による。
簡単に言えば、仲間由紀恵、上戸彩らは常にマスメディアの表層にいて「人気者」であり続けることに忙しく、表現を深めるパッションを感じさせられない。
男女を問わず、わたしはこうした俳優たちを「素晴らしい」と思うことができないのだ。

綾瀬はるかという女優がいる。
この女優も近年常にマスメディアでトップクラスの扱いを受けているが、わたしは非常に才能があると見ている。
「才能」というのだろうか、得体のしれない爆発的なパワーを感じさせるのだ。
普段の喋りがやたらと下手なのがまたすごい。
以前「トップランナー」へ出演したときなど、番組中ほとんど迷子の子どものような雰囲気を漂わせていた。
そんな綾瀬はるかと吉高由里子が対談したらどうなるか?
ある意味ワクワク(?)するではないか(笑)

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