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●末尾ルコ かつて語った「やがて復讐という名の雨」オリヴィエ・マルシャル監督 [「言葉」による革命]

「やがて復讐という名の雨」オリヴィエ・マルシャル監督

「ハードボイルド」「フィルムノワール」という言葉がこれだけ似合う作品は久しぶりだ。主人公の「人間」が描けてなければ(多少ファンタジーでも)ハードボイルドではないと考えるが、ダニエル・オートゥイユの見事なキャラクター構築で厚みのある作品となった。晴れた空の下の人工的な雨の中で行われる犯罪シーンが特に気に入った。

タグ:アート 映画
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年11月2日 [愛の景色]


そして小さな黄色の薔薇
クリーム色のような
黄色の薔薇


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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~「映画的」についての小さな説明と『探偵はBARにいる』のコーヒー。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



『探偵はBARにいる』シリーズ、いろいろといいところはあるけれど、舞台が北海道なのでで景観の取り入れ方もよかったし、とかく表情過多に傾く大泉洋と無表情に徹する松田龍平のバランスもよかった。
一部に過度な日本的ギャグネタや感情過多はあったけれど、基本はハードボイルドスタイルを踏まえているのもいい。
映像の見せ方がハードボイルド的なシーン、多くって心地いいんです。
わたしハードボイルドスタイル好きですからね。
映画の大切なところって何かと問われれば、「ストーリー」じゃなくて、「映画的であるか否か」です、間違いなく。
それでは「映画的である」とは何かと問われると、
「映画ならではの表現による高揚、そして愉悦」とでも答えましょうか。

このテーマについて続けていくと延々ですから今回はここまでとして、『探偵はBARにいる』では例えば大泉洋が喫茶店でホットコーヒーを飲む、居酒屋で熱燗をあおるシーンなど…何気ないけど実に美味しそうなんです。
別にグルメを強調する映画のようなワザとらしい見せ方じゃない。
展開上必須のシーンの中でのとても自然な「飲む姿」がとても魅力的なんです。
北海道だから寒い。
寒い中で飲むホットコーヒーや熱燗が心身に沁みてくる実感溢れるシーンになっている。
うたちゃんに合わせて冬もアイスコーヒーがこのところのわたしだけど、ちょっとホットコーヒーも飲みなくなってきたですよ。



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