●末尾ルコ かつて語った「パッセンジャー」フランソワ・ロトゲール監督 [「言葉」による革命]
「パッセンジャー」フランソワ・ロトゲール監督
90分弱の作品のはずなのに、退屈なショットが延々と続いた印象。加瀬亮の相変わらずの芝居ぶりと、伊勢谷友介の美しい顔が見どころ。いくらきれいな景色を撮っても、優れた映画の映像になっていない。
90分弱の作品のはずなのに、退屈なショットが延々と続いた印象。加瀬亮の相変わらずの芝居ぶりと、伊勢谷友介の美しい顔が見どころ。いくらきれいな景色を撮っても、優れた映画の映像になっていない。
●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~リアネイキドチョークから樋口一葉、神子上典膳まで、その共通点は? [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
…
ところであのですね、ローズ・ナマユナスがペイジ・ヴァンザントを仕留めた技、
リアネイキドチョーク
この技名、カッコいいですよね。
要するに相手のバックから首を絞める技ですが(素人が真似しちゃいけませんよ、念のため)、この技がきまるシーンもカッコいいし、そもそも「リアネイキドチョーク」という言葉の音自体がカッコいい。
こういう言葉のカッコよさ、そしてさらに超えて「言葉の美」について世の中もっともっと敏感になるべきなんですね。
まえにお話しした「地名」についても言葉のカッコよさ、そして美に関する内容が大いに含まれているのですが、まあわたしの感覚からすれば、新語流行語の多くが見苦しく聞き苦しい言葉であって、だから常に批判的なんですけど、ただそうした時に醜悪なまでの言葉が流通するからこそ美しい言葉がより輝くという側面もある。
そして間違ってはいけないのは、「美しい言葉」というのは必ずしも「お上品な言葉」ではないということ。
別に「敬語を正確に使おう」とか、そういう話ではないんです。
それにしても、「リアネイキドチョーク」という言葉もカッコいいけど、
「ローズ・ナマユナス」
「ペイジ・ヴァンザント」という名前自体カッコいい。
音や語呂が素敵。
同じく総合格闘家でも、「ジョン・ジョーンズ」だとあまりに平凡ですよね。
いくら強くても。
日本人の名前だとどうかなあ。
あくまでわたしの好みですけれど、
樋口一葉
土方歳三
紫式部
萩原朔太郎
吉岡清十郎
織田信長
足利尊氏
北一輝
神子上典膳
思想信条は関係なくて、「名前の字面や響き」などだけの話ですよ。
うん、おもしろいですね。
このお話も深めていきます。
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