●末尾ルコ かつて語った「荒野の決闘」ジョン・フォード監督 [「言葉」による革命]
「荒野の決闘」ジョン・フォード監督
陰影の深い映像と人物描写、ロマンティシズム溢れるテーマ曲、スタイリッシュで抑制のきいたガンファイト・・。すべてが極上で何度観ても飽きない作品。ウエスタンという汗臭い世界を洗練の極みに昇華させた。
陰影の深い映像と人物描写、ロマンティシズム溢れるテーマ曲、スタイリッシュで抑制のきいたガンファイト・・。すべてが極上で何度観ても飽きない作品。ウエスタンという汗臭い世界を洗練の極みに昇華させた。
●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~髪型を褒められて、それだけで嬉しかった初恋のヒヨコの話。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
…
「褒める」というお話ですが、わたし自身も褒められりゃそら嬉しいです。
11月某日ですが、イオン高知の通路でばったり旧知の人に遇った。
ベテランのスタバ男性スタッフで、とてもいい人柄、そして映画大好きの人でして、現在わたしたちが足を運びにくい場所で働いているのでどうだろう、一年半くらい会ってなかったかな。
うたちゃん(母)ももちろん彼のことを覚えていて、ひとしきり旧交(というほどじゃないが)を温めていたそのさなか彼がわたしに、「髪型似合ってますね」とひとこと。
わたしの髪型、昨今は短めにしていますし、この前彼に会った時とだいたい一緒なんですが、自分でしょっちゅう鋏入れてるのも事実。
そのちょっとした差異を感じてくれたのでしょうか。
でもこのひとことだけでも嬉しいですよ、初恋のヒヨコだって。
その日、だけでなくて、いまだに時々思い出して反芻してますから。
だから「褒める」って、「言葉」って、人間の生活、そして人生を軽々変えるだけの力があるんです。
そして当然ながら逆の方向にも働く。
誹謗中傷などはその最たるものですが、そこまで行かずともちょっとしたひとこと、無神経なひとことが相手の生活、そして人生に極めて悪い影響を与える場合もある…どころじゃなくて、日本中、世界中、日々無数の「言葉による被害者」が出ているのですね。
ゆめゆめ「言葉」を軽んじてはいけません。
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