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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~シアーシャ・ローナンの傑作『ハンナ』的かなと思った『ラン ハイド ファイト』だが、そうでもなかったぜ。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。




『ラン ハイド ファイという映画の開設を見ると、「元軍人の父親に訓練を受けた少女(高校生)が学校に侵入したテロリストたちと戦う」とまあこういう感じのことを書いている。
それですぐ思い出すのが『ハンナ』という映画で、これは父親(エリック・バナ)にサバイバル技術などの訓練を受けた少女ハンナ(シアーシャ・ローナン)の話だけれど、とても好きな映画の一つ。
この作品の中のシアーシャ・ローナンが強い、強い。
多様なバトルスキルを駆使して敵を斃していく。
シアーシャ・ローナンが特別なバトル訓練を長く積んだわけではなかろうから、多くは映像の魔術で、彼女が本当に強く見える。
『ハンナ』にはケイト・ブランシェットも出演しており、実に観どころの多いソリッドなアクション映画となっている。

と、『ラン ハイド ファイト』も主役のイザベル・メイがメタメタ強いシーンが頻発するのかなと期待して観たが、そうではなかった。
イザベル・メイ演じる女子高生は特別な技など繰り出さないし、ほとんどのシーンで彼女は窮地に陥っている。
どちらかと言えば小規模な『ダイ・ハード』のような展開。
まあ(凄くおもしろいぜ!)とはいかないが、鑑賞時間退屈せずたのしめた一本ではあった。
父親役のトーマス・ジェーンがカッコいいし。

・・・

『アデルの恋の物語』の名台詞

「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」


『バベットの晩餐会』の名台詞

「芸術家は貧しくならないんです」



眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

「それはそれ 恋は恋」



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タグ:映画 アート
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