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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『NOPE』があれだったので久々に『エクソシスト』~今観ても凄い『十戒』。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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ジョーダン・ピール監督の『NOPE』がどうにもまだるっこしかったので久々に『エクソシスト』を観てみたが、やはり抜群におもしろい。アッという間に時間が過ぎる。
そして最初から終わりまで格調高くしかも不穏にして不吉な雰囲気に満ち溢れている。
「格が違う」とはこのことだ。

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映画演出や撮影技術が大きく変化してきたこともあり、「かつての大作」を大味で平板に感じることも間々あるのだが、そうしたことを考慮に入れても、CGなしで本物の人間とセット、そしてロケでの撮影というだけでも現代に鑑賞する価値ありなのである。
その時セシル・B・デミルの『十戒』を観たのは、同じテーマを扱ったリドリー・スコット監督の『エクソダス』を鑑賞していたこともあり、(『十戒』ではどうだったかな)というのもあった。
そして確かに出だしからしばらくは平板な展開に、(4時間持つかな、こらあ・・・)と感じるのだが、モーゼがその出自を知る前後からグッとおもしろくなってくる。

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