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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~バーバラ・ハーシーは2年連続でカンヌ女優賞を~ぼくは『汚れなき悪戯』で卒倒しそうになった。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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ssブログでいつもお世話になっているhana様が話題に挙げてくださったので、かつてとても好きだった(と言うか、今でも好きですが、忘れておりましたね~)バーバラ・ハーシーについての記憶を新たにした。
バーバラ・ハーシーは『エンティティー 零体』という珍品ホラー映画にも主演しているが、代表作は次の映画だろう。

『明日に処刑を…』
『ハンナとその姉妹』
『或る人々』
『ワールド・アパート』
『最後の誘惑』
『フォーエバー・フレンズ』

バーバラ・ハーシーは『或る人々』と『ワールド・アパート』で2年連続カンヌ女優賞を獲得している。
1988年はバーバラ・ハーシーのキャリアのピークと言ってよく、『ワールド・アパート』
『最後の誘惑』『フォーエバー・フレンズ』が公開。
『ワールド・アパート』は南アフリカのアパルトヘイトに対抗する力作。
『最後の誘惑』はスコセッシが「人間イエス・キリスト」を描いて世界的物議を生んだ作品。
ハーシーは魅力的にマグダラのマリアを演じている。
『フォーエバー・フレンズ』はベット・ミドラーと共演で、いささかお涙頂戴だけど、心地よく浄化される。

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『禁じられた遊び』のクライマックスで、マルセリーノの前にとうとうイエス・キリストが顕現するシーンがある。
子どもの頃にこの映画を観た時には特に大きな感情は抱かなかったシーンだが、大人になって、そして最悪のことも含めて様々な経験を経た後に「イエスの顕現」を観た時にわたしは卒倒しそうなまでの感情の動きを感じた。

なぜだろうね?
もちろんわたし自身はその理由を知っているのだが。

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