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●〈「言葉」による革命〉・・・・「戦いの最前線」は、「家庭」・「カフェ」、そして「あなた」~「魂」「心」「精神」、そして「霊」とは何か?それは存在するのか、しないのか?2018年6月23日 [「言葉」による革命]

※2018年7月23日配信予定 末尾ルコ メルマガ(有料)より抜粋。

●〈「言葉」による革命〉・・・・「戦いの最前線」は、「家庭」・「カフェ」、そして「あなた」~「魂」「心」「精神」、そして「霊」とは何か?それは存在するのか、しないのか?

はい。

「魂」「心」「精神」、そして「霊」とは何か?それは存在するのか、しないのか?

この質問をされたら、あなたはどう答えますか?
すぐに何らかの答えを発することはできますか?

「存在する」という答えにしても、「しない」という答えにしても、「断言」する人に対しては、わたしはその知性や感覚を疑うことにしています。
なぜでしょうか?

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●末尾ルコ、突如選定、トム・クルーズ映画トップ10! [「言葉」による革命]

●末尾ルコ、突如選定、トム・クルーズ映画トップ10!

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」


映画好きのある男が、「最近、トム・クルーズを観返してるんですよ」というから嬉しくなって、わたしもトム・クルーズ出演映画を再確認してみた。
友人のフランス人フェノン(仮名)はトム・クルーズについて、「アクションばかりだからちょっと・・・」と言うけれど、わたしはこんな大スターがいてもいいと思う。
と言うよりも、「いるべき」だと思う。
ただ、確かにロバート・デ・ニーロと違って、と言うか、比べる人は少ないだろうが、超ド級に魂を抉られるような映画がずらりと並ぶ・・・というわけではない。
とりあえず説明は抜きで、やや無理矢理わたしの「トム・クルーズ出演映画トップ10」を作ってみた。

1『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』
2『ハスラー2』
3『ザ・エージェント』
4『レインマン』
5『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』
6『コラテラル』
7『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
8『ミッション:インポッシブル』
9『カクテル』
10『トップガン』
次点『マグノリア』『ラストサムライ』『宇宙戦争』『オブリビオン』

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●『三沢と橋本はなぜ死ななければならなかったのか 90年代プロレス血戦史』と『プロレス 名言の真実 あの咆哮の裏には何が渦巻いていたか』のちょっとした感想を書いちゃうわたしです(←山田姉妹「みずいろの手紙」風に。 [「言葉」による革命]

●『三沢と橋本はなぜ死ななければならなかったのか 90年代プロレス血戦史』と『プロレス 名言の真実 あの咆哮の裏には何が渦巻いていたか』のちょっとした感想を書いちゃうわたしです(←山田姉妹「みずいろの手紙」風に。

末尾ルコ「プロレスの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

西花池湖南という人が著したプロレス本を読んだ。
『三沢と橋本はなぜ死ななければならなかったのか 90年代プロレス血戦史』と『プロレス 名言の真実 あの咆哮の裏には何が渦巻いていたか』だが、 西花池湖南は「にしはないけ こなん」と読むという。
う~む。
両著作に載っていた西花池湖南のプロフィールは次のようなものだ。

・・・・・・

1961年生まれ。同志社大学卒。1980年代から90年代にかけて新書をメインにした出版社に在籍。当時、売れないとされてきた「活字プロレス路線」と新書哲学を組み合わせ、十数冊に及ぶプロレス探究本を世に問い、好評を博す。現在は21世紀以降に明らかにされた諸事実をもとに、プロレス芸術を後世に伝え、新たな活字プロレスの世界を提示すべく、精力的に執筆活動を行なっている

・・・・・・

新書哲学?
まあそれはさて置き、

『三沢と橋本はなぜ死ななければならなかったのか 90年代プロレス血戦史』はサブタイトル通り、90年代の日本プロレス史が語られている。
90年代だから、既に「平成プロレス」である。
『プロレス 名言の真実 あの咆哮の裏には何が渦巻いていたか』の方はプロレスラーたちが発してきた「言葉」を取り上げて、それぞれ著者が説明を加えている。
こちらは70年代からの言葉を取り上げている。
ざあっと読んでみるとプロレスラーの言葉、今となってはくすぐったいような、いや、当時からくすぐったかったかもしれないが、例えば藤波辰爾の
「もう何年続くんですか!何年、これが!」
・・・う~む、藤波って、絶叫するときに泣き顔のような表情になるのである。
その時点で観ているものは既に赤面しそうになっていたものだ。
さらに愉しい台詞としてはテリー・ファンクの、
「フォーエヴァ―!フォーエヴァ―!・・・サヨナラ。」
絶対に復帰するだろうと思っていただけに、何とも味わい深いパフォーマンスだった。
前田日明の、
「闇討ちでも何でもしてくりゃいいんや!」発言もスゴイ。
その後安生が本当に闇討ちと言うか、不意打ちで前田を失神させたという。
安生洋二って、リング外では妙に実行力があったのですね。
そしてこれを外すわけにはいかない、アントニオ猪木の、
「巌流島で闘う。それ以外では受けない。客は入れない。決闘だ!」
いや~、やはりスゴイ!
何を言ってるんでしょう、この人は(笑)。
70年代から80年代前半の猪木って、こんな人じゃなかったような気がするのだけれど。
どこかで「ヘンな人」になってしまったのか、それとももともと「ヘンな人」だったのか、このあたりの検証も必要となってきそうだ。

『三沢と橋本はなぜ死ななければならなかったのか 90年代プロレス血戦史』の方は、著者が90年代を主に時系列で語りながら、「プロレスの世界がどんどんレスラーの心身にとって苛酷になっていく」状況を浮き彫りにしていく。
90年代、わたしはプロレスを観てはいたし、プロレス誌もチェックしていたが、それは完全に惰性でやっていただけで、関心の中心はほとんどリングス、パンクラス、UFC、そしてPRIDEへ向かっていた。
『三沢と橋本はなぜ死ななければならなかったのか 90年代プロレス血戦史』には、(おおっ!)と驚くようなことは書かれてないが、わたしにとっては「抜けていたピース」を埋める作業として、よき時間となった。


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