SSブログ

●『七人の侍』と、子どものための「教養」。 [「言葉」による革命]

●『七人の侍』と、子どものための「教養」。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

わたしが小学生の段階で知っていた日本人映画監督は数少なかった。
外国人映画監督の名の方がずっと馴染み深かった。
その理由は、『スクリーン』や『ロードショー』という洋画専門誌を購読していたからで、邦画も観ていたけれど、監督の名まではほとんど知らなかった。
例えば子どもの頃に観てインパクト抜群だった作品の一つが『大魔神』だけれど、誰が監督だったかまで関心は及ばなかった。
そんな中で別格だったのが黒澤明だったことは言うまでもない。
とりわけ『七人の侍』は、「日本人なら必見」というイメージであり、実際に鑑賞して、そのおもしろさに驚愕した。

さて今、「少なくとも『七人の侍』は観ておかなきゃあ」と子どもに鑑賞させる家庭はどれだけあるだろうか?

タグ:アート
nice!(12)  コメント(0) 

極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年6月30日 [愛の景色]

いや、結局、どんなことがあろうとも、
わたしは愛を発する人生を選ぶのみだ。


nice!(7) 

●山田姉妹へのメッセージ「トルコ行進曲」 [「言葉」による革命]

●山田姉妹へのメッセージ「トルコ行進曲」

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

観ましたあ!!!「にじいろ」「トルコ行進曲」「待つわ」「LOVEマシーン」と、堪能させていただきました♪とりわけ、「トルコ行進曲」は絶品中の絶品ですね!録画したものを今夜中に何十回も観てしまいそうな自分が怖い(笑)。あみんの表情(?)もばっちりです!そしてもちろん、いつもながらの、お二人のバランス感覚の凄さですね♡超絶技巧と魂の調和です。RUKO

やはり「トルコ行進曲」はテレビ初公開だったのですね。由紀さおり・安田祥子ご姉妹の定番でもあるといいますが、山田姉妹様お二人ならではのご作品としてお育ていただけること間違いなしと感じました。それにしても素晴らしい台本ですね。まあわたししょっちゅうゲシュタルト崩壊寸前ですが(笑)。あ、ジョークだどー(←クレしんちゃん)。「トルコ行進曲」を拝見・拝聴しながら考えたのですが、お二人がクラシックの比較的人口に膾炙した美しいメロディの曲をアカペラあるいはスキャット的にお歌いになれば、まさに別世界の芸術となること間違いなしだ思うのです。などと希望したりしながら、さあまたこれから先ほどの「トルコ行進曲」を愉しみますよ♪

・・・・・・

3月7日、山田姉妹ニューアルバム(セカンド)
『ふたつでひとつ〜心を繋ぐ、歌を継ぐ』絶賛発売中!!!

山田姉妹の公式ブログ
https://ameblo.jp/karei1224/
山田姉妹の公式ツイッター
https://twitter.com/karei1224

山田姉妹『ふたつでひとつ ~心を繋ぐ、歌を継ぐ』インタビュー
http://www.billboard-japan.com/special/detail/2265

9月9日、山田姉妹高知公演、音楽を愛する方であれば、絶対です!

ポピュラーソングコンサート山田姉妹<よみがえる、青春のメロディー>

http://kkb-hall.jp/event/event_detail.cgi?event_id=271


高知公演だけでなく、山田姉妹のあらゆる公演、あらゆる活動を徹底的に応援します!

http://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=D5210002

nice!(12)  コメント(0) 

●末尾ルコ「平成史」~平成3年、日本映画トップ10と、「わたしが(普通は)アニメを観ない理由」。 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「平成史」~平成3年、日本映画トップ10と、「わたしが(普通は)アニメを観ない理由」。

末尾ルコ「映画と平成史の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

1991年は平成3年であって、その年の邦画配収成績トップ10を見ると、次のようになっている。

1 『おもひでぽろぽろ』
2 『ドラえもん のび太のドラビアンナイト
ドラミちゃん アララ・少年山賊団!』
3『男はつらいよ 寅次郎の休日』『釣りバカ日誌3』
4『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』『まじかる☆タルるートくん 燃えろ!友情の魔法大戦』
5『ちびまる子ちゃん』
6『ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空』
『まじかる☆タルるートくん』
7『福沢諭吉』
8『動天』
9『波の数だけ抱きしめて』
10『幕末純情伝』
『ぼくらの七日間戦争2』

すでにアニメ花盛りである。
ちなみにわたしが宮崎駿のアニメを観たのは『魔女の宅急便』までであって、しかもその前作である『となりのトトロ』さえも観ていない。
まあ『風の谷のナウシカ』とか『ルパン三世 カリオストロの城』とかは観たのだけれど、正直なところ、そんなに凄く感銘を受けたわけではないのである。
で、現在と言うか、もうずっと以前からわたしがアニメ映画を観ていない個人的理由を考えてみた。
分かりやすいように(笑)、箇条書きにしてみたどー。

1観たい実写映画も無数にあるゆえに、アニメ映画に費やす時間がない。
2アニメには「人間」が出てこない。
3アニメの人物表現や声優の「演技」を鑑賞していて気恥ずかしくなることしばしばである。
4日本の社会風潮として、あまりに「アニメ、アニメ」なので、それに対する反発や疑問、さらに嫌悪感もかなりある。

1に関してはもう現実的にそうなのであって、WOWOWで放送し、録画し、しかし未見の映画が常に100本以上あるという状況なのである。
わたしんちのDVD・BDプレイヤーも既にBDを読み取らなくなっているし、HDDもいつどうなるか分からないのでどうにかしなくてはいけないのだけれど、10代の頃のように一日何本も鑑賞というわけにはいかないのが悩ましい。
というわけで、2の〈アニメには「人間」が出てこない。〉という問題にも繋がるのだけれど、わたしの映画を鑑賞する大きな愉しみの一つは、「生きた人間である俳優」を観ることなのであり、もとよりその愉しみのないアニメを優先的に鑑賞・・・とはならないのだ。

3の〈アニメの人物表現や声優の「演技」を鑑賞していて気恥ずかしくなることしばしばである。〉なのだけれど、この件についてはいずれ纏まった形でお話したいが、こんなわたしもやたらと評判になっていた『エヴァンゲリオン』を観始めたことがあるのです。
しかし、作品中、大人の登場人物同士の「大人の会話」的シーンがあって、(うへえ~~)という感じで赤面ものだったのですわ。
ま、これはもちろんわたし個人の受け取り方なのだけれど。

4に関しては、別にアニメに限らず、これまたわたし個人に身に付いた習性として、「世の中の風潮的雰囲気に対する反発」というのがあるんです。

「アニメに対する、わたしのスタンス」をざっとお話してみたけれど、この件については今後も掘り下げていきます。
なにせ日本の映画興行、アニメにおんぶにだっこ状態だからなあ。


nice!(23)  コメント(2)