●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『すべてが変わった日』、ダイアン・レインとケビン・コスナーの人生が交錯する。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。
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ケビン・コスナーの最盛期、ダイアン・レインはパッとしない時期を過ごしていた。
それ以前、映画デビューの『リトル・ロマンス』をはじめ、フランシス・フォード・コッポラの『アウトサイダー』、『ランブルフィッシュ』、『コットンクラブ』、そしてウォルター・ヒルの『ストリート・オブ・ファイヤー』と、
今観てもおもしろい映画へは出てたんだけどね。
でも米国ではどれもヒットしなかった。
2002年『運命の女』で多くの映画賞にノミネートされるなど、「ダイアン・レインブーム」的現象が起こるまで長い月日だったなあ。
そしてその頃にはケビン・コスナー、「過去の人」的存在となっていた。
そんな二人が夫婦役で、もちろんそれは『マン・オブ・スティール』で既に実現していたのだけれど、そうではなく二人が主演の一本の映画として味わい深く愉しめる作品ができるのだから、人間の人生、おもしろい。
俳優の私生活に過度に興味を持つのは感心しないけれど、俳優の人生をも味わえるのが実写映画の大きなおもしろさ。
『すべてが変わった日』の中でダイアン・レインとケビン・コスナーが並んで歩くシーンがあって、二人が並んで歩いているだけで滋味深く嬉しくなる、そういう愉しみも映画の豊かさ。
そして、「俳優のように」とまではいかなくても、わたしたちも「そこに存在するだけで」、周囲の人たちに「よき影響」を与えられえるようでありたい。
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『アデルの恋の物語』の名台詞
「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」
『バベットの晩餐会』の名台詞
「芸術家は貧しくならないんです」
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眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞
「それはそれ 恋は恋」
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スペイドはクスクス笑った。「悪党も下っ端になるほど、派手なタンカを切るもんと見える」とうれしそうに言った。
『マルタの鷹』ダシール・ハメット
村上啓夫訳 より
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