深い失望がもたらす症状

失望。深い失望。別に何の味もしない。苦い味とか、からい味とか、ましてや甘い味とか、まるでない。
失望はまるで無味無臭だ。
それにしても、味もなければ臭いもないのに失望というヤツはかなり効く。
もちろん悪い効き方だ。なにせ腹に堪えるのだから。
胃の辺りへごぼりと深く抉り込んで来るのだよ、失望というヤツは。
そして「眠れない」という症状が表れる。
なかなか眠れないんだよ、深い失望というヤツが訪れた時は。
ベッドにいてもベッドにいる感じじゃない。
失望の原因がぐるぐると渦巻いてあらゆる感覚を猛烈に刺激する。
ああそれにしても、失望というのは失望だけにせいではなくて、失望を感じる人間のせいでもある。
とりわけ「甘い期待」などというものを持ってしまうから。

タグ：アート 言葉 失望

ネオアンガージュマン 言葉による変革 「自分の本当」の表出

もちろん中身のない人間などいるはずはない。
しかし「中身」の表出を避けざるを得ない社会状況、人間関係が深く浸透してはいなかったか。

本当は誰しも「中身」で生きたいのだし、「中身」を表出したい、発揮したいはずなのです。

「自分の本当」を出せない国 日本。
もちろん「自分の本当」とは何か？
単純な問題ではありません。

けれど実際、そうは思いませんか？
「自分の本当」を出せない人生とは哀しいものです。

タグ：アート ネオアンガージュマン 変革 言葉

愛をどこまでも掘り下げ、どこまでも高い場所へと導く。その言葉 ２０１１年６月９日

勇気。
今度はそんな言葉が浮かんだ。
君がいるといくらでも言葉やイメージが浮かんで来る。
中でも勇気とはとても分かりやすい言葉だ。

その通り。
ぼくは君がいるだけで勇気が湧いて来る。

天気予報は曇りだった。
なのに朝から雨が降り出した。
そんな日でも君という灯りはどんなものよりも綺麗だ。

タグ：言葉 アート 愛

「おひさま」高良健吾は、井上真央の何を呼び出したか？

井上真央の変化。
おそらく映画「八日目の蝉」を演じたことで既に変化は訪れているのだろう。
インタヴューなどでも井上真央本人がそのような趣旨を語っている。
その上で観ても、「おひさま」の中で高良健吾を前にした井上真央の演技は特別だ。
つまり、「本当に恋している女」の表情に見えるのだ。
民放ドラマで人気者になっていた頃から単調な演技を指摘されていた井上真央とは思えないような見事な表情。
これだけデリケートな表現をされたら文句のつけようもない。
しかしこれは相手役が高良健吾以外であり得た表情だろうか？
高良健吾という非日常が存在がナチュラルに井上真央の表情を呼び出した。
そんな気さえする。

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タグ：アート 「おひさま」 高良健吾 井上真央

ネオアンガージュマン 言葉による変革 消費の日本

現在、日本、日本人が変わっていかなければならないということに異論のある人は少ないでしょう。
東日本大震災と言う未曽有の災害を経験したという事実は重いのですが、すでにそれ以前から「変わらなければ」という状態だったと考えます。

消費。消費。消費。

消費が称賛され、その中身に付いては触れるのもタブーというような状態。
日本人は中身なく、その外身だけで生きていたような印象。

タグ：アート 言葉 変革

ネオアンガージュマン 社会改革を進める起点。

同志・賛同者を求める。

一人でも社会改革を一歩ずつやっていけます。
しかし同士、賛同者がいれば互いに助け合うことができるし、特に精神面においてある種の余裕を持つことができるでしょう。

ところであなたは現在の日本社会は非常によい状態であり、これからもこのままでずっと行けばいいと思っていますか？
それとも「変えていかなければならない」部分が多くあると思っていますか？

わたしはもちろん後者ですが、前者のように感じている人もいるでしょう。（多くいるとは思いたくないですが）

「後者」に対してのアプローチ、「後者」の人たちの意識を変えていくことが社会を変えて行く上でとても重要ですが、時間がかかります。
まず「前者」と見做すことのできる人たちを見つけ、語り合えるようになることですね。

同志・賛同者の存在。
これは重要です。

タグ：アート ネオアンガージュマン 社会改革