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●末尾ルコ フラグメント「猫、リズム」篇。 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ フラグメント「猫、リズム」篇。

「猫、リズム」

とるつくとん
とるつくとん
とるつくとるつく
とるつくとん
安部怪異が
とるつくとん
女の狙撃兵
マリュートカ
とるつくとるつく
とるつくとん
安部怪異が
とるつくとん
女の狙撃兵
マリュートカ
とるつくとん
とるつくとん
とるつくとるつく

ああ、ああ、ああ、ああ
マネージュしつつあらん?

・・・・・・

ぼくの素敵なネコは
そこにいるだけで
とても素敵なリズム!

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年9月4日 [愛の景色]

コスモスが咲いている
濃い黄色と橙色の中間の
コスモスの通りと

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌332日目~8月家庭訪問(モニタリング)、ケアマネさんにお薦めした映画、『マイ・ブックショップ』、『ビリーブ 未来への大逆転』、遠藤周作『イエスの生涯』と『キリストの誕生』。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と文学の話題」

8月29日(日)手術後522日目 退院後332日目

8月21日、ケアマネさんと会話、わたしがお薦めした映画の一つがイザベル・コイシェ監督の『マイ・ブックショップ』です。

『マイ・ブックショップ』が、そうイザベル・コイシェ監督の『マイ・ブックショップ』が、(意外!)と言ってもいいほどに、よかったのです。

『マイ・ブックショップ』でナボコフの『ロリータ』を書店へ置くべきか否かが検討される。それだけでもこの映画の価値がある。

https://www.wowow.co.jp/detail/115147

というわけで、一見地味な作品ですが、機会があれば鑑賞していただきたい。
できれば、「機会を作って」鑑賞していただきたいのですね。
この作品の全体に貫かれているトーンは「経済優先主義」と「文化芸術」あるいは「人間優先」との対立です。
「経済活動」が悪いというわけではない。
しかしそれが人間精神を無視して専制君主のように暴走を始める時に大きな軋轢を生み始めることになる。
現在の世界情勢を少し俯瞰すれば、その対立が実に先鋭化しているのは手に取るように分かりますよね。

他には、『ビリーブ 未来への大逆転 』という映画があって、フェリシティー・ジョーンズがルース・ベイダー・ギンズバーグの反省を演じている。
ルース・ベイダー・ギンズバーグとは米国の女性で最高裁判所判事を務めている人です。
「凄い映画!」ってわけじゃないですが、心地よく観ていられる。
わたしフェリシティー・ジョーンズけっこう好きですし。
この映画はWOWOWでも放送されたもので、ケアマネさんWOWOWで映画観てるからお薦めした。

そしてNHK BSで9月に放送予定の映画の中から、
『沈黙 サイレンス』
『道』
『バニー・レークは行方不明』オットー・プレミンジャー監督
『レイジング・ブル』の4本ですね。

ケアマネさん、キリスト教系の作家に興味があるということで、『沈黙 サイレンス』は遠藤周作の原作がとてつもない小説であると。
『沈黙』は読んでいたようですが、さらに『イエスの生涯』と『キリストの誕生』もお薦めした。
この2作は遠藤周作が日本人に向けて「イエス・キリストとは何か」「キリスト教徒は何か」を文学作品として説明するという内容です。
「日本人向けにキリスト教を語る」という行為は実は非常に難しいことなのですが、遠藤周作がその大難問に真正面から立ち向かったのが『イエスの生涯』と『キリストの誕生』で、やはり凄い作品です。

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