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●末尾ルコ かつて語ったラウラ・アントネッリ 2 [「言葉」による革命]

ラウラ・アントネッリは映画によっては少々下品に比重が偏っている場合もあるが、『青い体験』は「完璧なバランス」だったと言える。

そんなラウラ・アントネッリが映画史上の巨匠ルキノ・ヴィスコンテ監督の『イノセント』で主演格として登場したその姿、その脇の下の豊かな腋毛はとても印象的だった。


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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌501日目~石田ゆり子、鈴木京香、原田知世の3並びにおける共通点が分かりますか? [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

2月19日(火)手術後692日目 退院後492日目

3人の女優を並べてみます。

石田ゆり子
鈴木京香
原田知世

いずれも高い知名度と実力を誇る女優たちですが、この並びにはある種の法則性があるんです。
お分かりでしょうか?

はい。
年齢順なのですね。
しかも3人とも50歳代。
つまり、

石田ゆり子 51歳
鈴木京香 52歳
原田知世 53歳

なんですね。

ま、日本人は一般的に年齢を気にし過ぎですし、わたしは普段は人様の年齢も自分の年齢も取り沙汰することないのですが、あ、わたし自身毎年18歳になるという神秘は別として(ふふふ)、でも時に年齢に積極的な意味を見出せる場合は話題の俎上に載せます。

この3人が50代って、驚きだし、いいですよね。
20代や30代前半の女性芸能人で、見た感じこの3人より老けてる人、いますからね。
別に「見た目が若けりゃいい」と主張しているわけではないですよ。
「人間の可能性」というものを考えているのです。
人間の歴史を振り返れば、かつての非常に短い平均年齢から現在日本人などに代表されるように80歳以上の平均年齢になってきたという事実もあります。
ここでも別に、「長生きされすればそれでいい」と主張しているわけではありません。
要するに言うまでもなく「生きる内容」が最も大切だと考えています。
しかしこの当然のように思える考えに対しても、「生きる内容なんて求めても意味がない」と思っている人たちが少なからず存在することも分かってます。
まあそれはさて置き、わたしとしては、

「できるだけ意味ある生き方をする」
「長く生きれば、それだけ可能性は広がる」

という考えが基本です。

といったお話をさておいても、

石田ゆり子 51歳
鈴木京香 52歳
原田知世 53歳

というのは素晴らしいですね。
この中ではわたし、原田知世が一番若いと思ってたんですが、いやはや、「若々しい」なんて言葉で形容するレベルではないですね、彼女は。

いや別に、見た目が老けてもいいんです、「老けた」というか、「年輪を重ねた容姿」も、その年輪を感じさせる深みなどがにじみ出ていれば素晴らしい。
日本人皆が50歳代でも原田知世のように若い必要はないわけで(笑)、もしそうなればそれはそれでちょっと不気味な社会になるわけで。
「年輪を重ねた容姿」という素晴らしいお手本としては、いやあまりに素晴らし過ぎるけれど、フランス女優ジャンヌ・モローやシモーヌ・シニョレなどですね。
この二人は若き日の美貌は比較的早い時期に失われたのですが、長きに渡って「年輪を重ねた容姿」の女優として第一線で活躍し続けました。
凄い人たちです。
そしてわたしたちは、「凄い人たち」をできるだけ見習わねばならない。
他人事と思わずにね。

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●末尾ルコ かつて語ったラウラ・アントネッリ 1 [「言葉」による革命]

「腋毛」の話題をそれほど続けようという気はないけれど、映画の中の女優が見せた腋毛としてとても印象的なのが、ルキノ・ヴィぅコンティ監督『イノセント』のラウラ・アントネッリの「それ」だ。
2015年6月22日に死去したラウラ・アントネッリですが、何度も書いているように、『青い体験』の家政婦アンジェラは世界中の男性がかなりの割合で、その思慕と性欲を猛烈に刺激されるであろう、一つの「理想のエロティックな女性像」だったわけです。
より多くの男性の「理想のエロティックな女性像」足りえるには、下品度の比重が高いとダメなのだ。

タグ:アート 映画
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年2月21日 [愛の景色]

何と不思議なことだろう
あの人の性格のおかげで、
今、あなたへの言葉がとめどなく
溢れているのだから

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年2月20日 [愛の景色]

あの人がいなければ、
今、あなたへの言葉はきっとない


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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌500日目~久々の、本当に久々の『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』があまりによかった、だからベアトリス・ダルのフィルモグラフィも。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

2月18日(月)手術後691日目 退院後491日目

『ベティ・ブルー』って日本公開当時から日本でも熱烈なファンがいたのです。
わたしはでもさほどファンでもなかった。

日本での公開タイトルは、『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』です。
でもフランス語原題は、『37°2 le matin』なんだよね。

『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』の日本公開は1987年。
1987年には、大韓航空機爆破事件が起こってますね。

この年に日本公開された映画は、
『ザ・フライ』
『恋は魔術師』
『タンゴ ガルデルの亡命』
『ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場』
『ミッション』
『カルメン』
『緑の光線』
『サクリファイス』
『ブルーベルベット』
『ブラック・ウィドー』
『マックス、モン・アムール』
『エミリーの未来』
『エンゼル・ハート』
『プレデター』
『カラヴァッジオ』
『嵐が丘』(ブニュエル)
『アンタッチャブル』など。

これはわたしが今後も何度となく観たい作品を中心に書き出してみたんですけどね。
もちろん他にもあります。

1987年かあ・・・。

なんてことを書いているのはもちろん、最近久々に、本当に久々に観た『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』があまりによかったから。

監督はジャン=ジャック・ベネックス。

ベネックスもねえ、映画撮らなくなったのは残念。
このジャン=ジャック・ベネックスと同時期に、リュック・ベッソン、そしてレオス・カラックスらが台頭してきたのだけれど、わたしはやはり今でもカラックスが一番好きだ。
でもカラックス、一般向きではないのだよねえ。

『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』の「ベてィ・ブルー」はベアトリス・ダルで、これはもう他の女優が代わりに演じるなど想像もつかないまでの適役中の適役。
「ベアトリス・ダル=ベティ・ブルー」ですね。
思えばジャン・ゆーぐ・アングラードもベティ・ブルーとニキータの両方と恋人だったのだから凄い。

ベアトリス・ダルはご本人自身かなりな性格と私生活を送っていて、まあ映画の世界にはそんな人がいてもいい。
テレビの世界では人民裁判を受けて追放されるけどね。

ベアトリス・ダルのフィルモグラフィを振り返ると、

あ、その前に『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』の音楽は、ガブリエル・ヤレド。
これは重要。
孤独感とPASSIONが入り混じった音楽。

PASSIONとはもちろん、「情熱と受難」の同居の意。

そしてベアトリス・ダルの主なフィルモグラフィをあらためて振り返ると、

『ボワ・ノワール 魅惑の館 』
『女の復讐』
『ナイト・オン・ザ・プラネット』
『パリ、18区、夜。』
『彼女たちの関係』
『ガーゴイル』

あ~、これらぜんぶ観返したいわ。

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●末尾ルコ かつて語ったベルギー文学 2 [「言葉」による革命]

フランスはという国は、フランス語で書かれ、フランスを拠点としている作家たちを「フランスのもの」と認識することが多いから、この人たちを「フランスの作家」と捉えていいわけだが。

そしてジョルジュ・ローデンバックもベルギー人。
さらに詩人はと言えば、

エミール・ヴェルハーレン
アンリ・ミショー
モーリス・メーテルリンク

『青い鳥』があまりにも有名なメーテルリング(メーテルランク)だが、その思想の根底に神秘主義が息づいていたことを忘れてはならない。


タグ:アート 文学
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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌499日目~山田姉妹へのコメント、芸術に関する持論とアイスクリーム。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

2月17日(月)手術後690日目 退院後490日目

1月某日、山田姉妹にお贈りしたコメントです。
わたしの芸術に対するシンプルな持論、そしてアイス情報も含まれています。

・・・

わたしの持論として、「最高の芸術には天使的な要素と悪魔的な要素が同居している」というのがあるんですが。もちろんこの持論、多分に抽象的であり、しかもエビデンスはないのですけれど(笑)、わたしとしては勝手に確信しているのです。
お二人の「ペチカ」はまさしく「天使的な要素と悪魔的な要素が同居している」ご歌唱の一つ。天上的な美しさと、背筋をぞくぞくさせてくれるような芸術の怖さ、冬の夜のロマンティシズムが表現されています。凄い!

北原白秋さんの歌詞、山田耕筰さんの曲・・・「ペチカ」というロシアのイメージと日本の冬の寒さ、そして暗さの中のロマンティシズムが見事にミックスされた名曲中の名曲。今日本で、この歌をご歌唱して、きっとお二人はその魅惑的なご表現により、頂点ではないかと思うのです。

度重なるご公演の延期・・・本当に苦しい日々が続きますね。ただ、まだ先ではあるでしょうが、それほど遠くもない、この状況が変わる日の予感もあります。わたしの生活においても、母をいろいろな場所に連れて行くことができない。それでもスターバックスへは行ってますが、例えばデイケアへ連れて行くことも躊躇してしまう。そんな苦しい日々が続いています。しかし毎日芸術は存分に味わっています。芸術の力・・・間違いなく今ここにでも存在します。

「ペチカ」とともに昨日、母と一緒にお二人の動画の多くをまたしても続けざまに鑑賞しました。心おきなく歌の美と力を堪能できる、日本語の美と力を堪能できる、いつもそんな貴重な時間をお二人は与えてくれます。家の外で絶えず変転している大自然の予感とともに、お二人のご歌唱を味わう素晴らしい時間・・・。

わたしも母とともに毎日アイスを食べるのが日課です。冬でも欠かしません。「時間をどう愉しむか、味わうか」で人生の意義がまったく違ってきますね。わたしたちは映画や、あるいは音楽のライブなどを鑑賞しながらアイスを食べます。お気に入りアイスはいろいろですが、『ココナッツサブレ』でアイスをサンドしたもの、あるいは『パナップ』なども大好きです。センタンの『アイスまんじゅう』も、さらに『ミルクレア』も、他にも他にも(笑)。

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●末尾ルコ かつて語ったベルギー文学 1 [「言葉」による革命]

では「ベルギーのロックは?」と尋ねられて、すぐに何を連想するか?
「ベルギーのロックは?」
さあ、連想したものを書き留めて、そこから詩を紡いでみてください。

で、ベルギーのロック。
Amatorski
Krankland
BRNSなど

具体的な固有名詞が出てきたら大したもの。
ま、「大したもの」というほどのことでもないが。
では小説家は?
これが、「フランス人小説家」と思っている人がベルギー出身だという場合が多い。
例えば次の人たち。

ジョルジュ・シムノン
ジャン=フィリップ・トゥーサン
アメリー・ノートン


タグ:アート 文学
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年2月19日 [愛の景色]

あの人が夢に出てきたのは
初めてだったろうか。


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