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●末尾ルコ かつて語ったラウラ・アントネッリ 1 [「言葉」による革命]

「腋毛」の話題をそれほど続けようという気はないけれど、映画の中の女優が見せた腋毛としてとても印象的なのが、ルキノ・ヴィぅコンティ監督『イノセント』のラウラ・アントネッリの「それ」だ。
2015年6月22日に死去したラウラ・アントネッリですが、何度も書いているように、『青い体験』の家政婦アンジェラは世界中の男性がかなりの割合で、その思慕と性欲を猛烈に刺激されるであろう、一つの「理想のエロティックな女性像」だったわけです。
より多くの男性の「理想のエロティックな女性像」足りえるには、下品度の比重が高いとダメなのだ。

タグ:アート 映画
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年2月21日 [愛の景色]

何と不思議なことだろう
あの人の性格のおかげで、
今、あなたへの言葉がとめどなく
溢れているのだから

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年2月20日 [愛の景色]

あの人がいなければ、
今、あなたへの言葉はきっとない


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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌500日目~久々の、本当に久々の『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』があまりによかった、だからベアトリス・ダルのフィルモグラフィも。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

2月18日(月)手術後691日目 退院後491日目

『ベティ・ブルー』って日本公開当時から日本でも熱烈なファンがいたのです。
わたしはでもさほどファンでもなかった。

日本での公開タイトルは、『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』です。
でもフランス語原題は、『37°2 le matin』なんだよね。

『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』の日本公開は1987年。
1987年には、大韓航空機爆破事件が起こってますね。

この年に日本公開された映画は、
『ザ・フライ』
『恋は魔術師』
『タンゴ ガルデルの亡命』
『ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場』
『ミッション』
『カルメン』
『緑の光線』
『サクリファイス』
『ブルーベルベット』
『ブラック・ウィドー』
『マックス、モン・アムール』
『エミリーの未来』
『エンゼル・ハート』
『プレデター』
『カラヴァッジオ』
『嵐が丘』(ブニュエル)
『アンタッチャブル』など。

これはわたしが今後も何度となく観たい作品を中心に書き出してみたんですけどね。
もちろん他にもあります。

1987年かあ・・・。

なんてことを書いているのはもちろん、最近久々に、本当に久々に観た『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』があまりによかったから。

監督はジャン=ジャック・ベネックス。

ベネックスもねえ、映画撮らなくなったのは残念。
このジャン=ジャック・ベネックスと同時期に、リュック・ベッソン、そしてレオス・カラックスらが台頭してきたのだけれど、わたしはやはり今でもカラックスが一番好きだ。
でもカラックス、一般向きではないのだよねえ。

『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』の「ベてィ・ブルー」はベアトリス・ダルで、これはもう他の女優が代わりに演じるなど想像もつかないまでの適役中の適役。
「ベアトリス・ダル=ベティ・ブルー」ですね。
思えばジャン・ゆーぐ・アングラードもベティ・ブルーとニキータの両方と恋人だったのだから凄い。

ベアトリス・ダルはご本人自身かなりな性格と私生活を送っていて、まあ映画の世界にはそんな人がいてもいい。
テレビの世界では人民裁判を受けて追放されるけどね。

ベアトリス・ダルのフィルモグラフィを振り返ると、

あ、その前に『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』の音楽は、ガブリエル・ヤレド。
これは重要。
孤独感とPASSIONが入り混じった音楽。

PASSIONとはもちろん、「情熱と受難」の同居の意。

そしてベアトリス・ダルの主なフィルモグラフィをあらためて振り返ると、

『ボワ・ノワール 魅惑の館 』
『女の復讐』
『ナイト・オン・ザ・プラネット』
『パリ、18区、夜。』
『彼女たちの関係』
『ガーゴイル』

あ~、これらぜんぶ観返したいわ。

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