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●末尾ルコ フラグメント「かみしめて」 [「言葉」による革命]

高知市薊野にある


ヴィクトール・セガレンが
旅人に贈った
偉大なる
その詩
かみしめてカント
かみしめて広東料理
さほど香美市も
裃で
カントリーマアム

高知市薊野にある


タグ:アート 言葉
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年2月13日 [愛の景色]

あなたについてある決意を
したのは2月のある日、ある朝


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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌492日目~『プライベート・ライアン』久々の鑑賞と、スピルバーグに対する思いの変遷。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

2月10日(月)手術後683日目 退院後483日目

最近『プライベート・ライアン』を久々に観ました。
テレビがいくぶん大きな画面になってから、「リバイバル鑑賞」したい作品いっぱいあるんですよね。
『プライベート・ライアン』はスティーヴン・スピルバーグ作品。
スピルバーグ監督作も観返したい作品多いです。

『ジョーズ』や『宇宙戦争』は新しテレビにしてから既に観ました。
どちらも映画館で観ているけれど、どちらもいつ観てもおもしろう。
『未知との遭遇』なんかもまた観てみたいですね。
でっかいシャンデリアのようなUFOの母船が当時から大いに話題になってましたが、それよりも徐々にUFO的世界が現実になっていく描写がセンス・オブ・ワンダーでワクワクさせてくれるんです。
そういう盛り上げ方と言いますか、スピルバーグ演出は絶対的に信頼できる、身を委ねられる信頼感がありますね。
絶対に下手なことはしないだろうという。

でもある時期スピルバーグ、映画通には軽視される存在になってました。
これは世界的な意識だったかどうかは分かりませんが、(うへ?スピルバーグ?)という雰囲気、日本の映画通の中ではあった。
「大衆におもねり過ぎ」とか「アカデミー賞狙い過ぎ」とか、そんなイメージができあがってましだのですわ。
実はわたしもそんなイメージを持っていて、(スピルバーグか、あまり気が進まないな)と、そんな時期もありました。
でもそれはトム・クルーズなんかも同じでして、(うへえ~、トム・クルーズ、もういいよ)とか思っていたけれど、今ではスピルバーグもトム・クルーズもいつも愉しみにしてます。

どうしてスピルバーグやトム・クルーズに対するイメージが変わったかという詳細なお話を今回長々とはしませんが、でもスピルバーグはハードな作品も撮るようになりましたもんね。
そしてその映画創造のスタイルは、映画評論界のカリスマ、蓮實重彦も高く評価している。

で、今回の『プライベート・ライアン』なのですが、なにせ冒頭のノルマンディー上陸、オマハビーチにおける連合軍とナチスドイツの生々しい戦闘シーンが世界を驚愕させました。
この描写については、淀川長治さんなんかは批判的でして、まあ淀川さんの美意識からすれば致し方ないところではあるけれど、映画表現をさらに押し進めたシーンだったことは間違いない。
要するに淀川さんの場合は、「鑑賞者に想像力発揮の余地を与えない」描写として気に入らなかったのだと思いますが、わたしはかなり好きです。
上品か下品かと問われれば、そりゃあ下品な表現ですけどね(笑)。

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