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●末尾ルコ フラグメント「メリメ」 [「言葉」による革命]

高知市薊野にある


プロスペールの
メリメです
メリメリ破れ
そなたの限界
到来するぜ
エトルリア
プロスペールの
メリメです
メリメの喉元
メリメリ破り
出てきたものは
ナンデスカ

高知市薊野にある


タグ:アート
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年2月5日 [愛の景色]

けれどあなたに書いたように
あなたが「支え」なのは
今間違いない

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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌484日目~「最安値の葬式」を声高にアピールするテレビCM、あるいは日本のスポーツ放送。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

2月2日(日)手術後675日目 退院後475日目

最近のテレビCMでですね、何やらオペレーター風の人物が「葬式の最安値」についてアピールするやつがあるんです。

いや、お葬式というものはお金をかけようとすればきりなく高額になっていく点結婚式などと同様のものでして、お葬式を主催する人、家庭にとってはその価格は切実な問題です。
(できるだけ安く)という家庭は少なからずあるでしょう。
だからそうした人たちと業者さんが「最安値」に関して交渉するのは何の問題もないと思います。
しかしですね、テレビCMでいきなり「お葬式の最安値」とか言い出す内容はどうなのか。
つまり「葬式の開催を業務とする企業」がマスメディアを使ってあからさまに、しかもいきなり「葬式の最安値」とはっきりと言葉に出して、「商品として宣伝」している。

何と言いますかね、これは遺族の身内で、「お葬式、どのくらいの規模にしようか」と内内で相談するのとは全然違う、いわば「人の死を愚弄するような宣伝」だと思いますよ。
もちろん冠婚葬祭業はビジネスです。
けれど人間の人生の大きな節目、特に葬祭業は「一人の人間の死」を扱うデリケートな仕事のはずです。

そうですね、イメージとしてはこんな感じでしょうか。
身内の死に直面した遺族に対して葬祭業者が恐縮しつつ近づいてきて小さな声で、「今回はご愁傷さまでした。このような折にお金のお話はどうかと思いますが、我が社は遺族様のご希望にできるだけそわせていただけるように様々なお葬式の形態をご用意しております」と言う場合と、
深い悲しみのさなかの遺族、親族の前で拡声器を使って、
「はいはいはい!お葬式のことならお任せください。ご予算に合わせたお葬式を多種多様にご用意しております。お金のないご遺族様には最安値のご相談もさせていただきます!」とアピールしまくる場合。
全然違いますよね。
件のテレビCMは後者よりもまだ酷い。

要するにこれは葬祭業についてだけではないのですね。
いつしか日本、特にテレビは「商売のためなら何をやってもいい」という雰囲気だらけになっている。
テレビショッピングとかは専門チャンネルあたりでやっている分にはまだしも、今日び朝から次の朝まで地上波で頻繁に放送されます。
あるいはオリンピックを含めスポーツ放送にしても、わたしの感覚では「スポーツそのもの」を放送しているんじゃないんですね。
選手やその家族などの「お涙頂戴」のエピソードを事前に無理矢理ほじくり出してしつこく繰り返して放送する。
そして常に視聴者の情緒に過度に訴えかけるBGMやテーマ曲を垂れ流し続ける。
これらはつまり「自局の増収のためなら何をやっても構わない」という拝金主義思考の下にやっていると、わたしにはそうとしか感じられないのです。

わたしは元来スポーツ放送好きな方だったんですが、今ではWOWOWのテニスや格闘技くらいしか観なくなってます。

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