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●「母連れ狼」末尾ル コ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~高知でもコロナ感染爆発の中、ケアマネさん(エライザ)1月の家庭訪問。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



1月28日はケアマネさんの家庭訪問(モニタリング)だったのですが、この時期高知でも新型コロナ第6波が感染爆発しており、高知の人口規模で約200人とか、これはどうしても切羽詰まった気分になるわけです。
しかも高知県の浜田省司知事、県民への発信が少な過ぎると県政与党からも大いに苦言を呈されて、確かにこの知事、とにかく矢面へ出ることが少ないし、出たところで極めて弱弱しい口調と表情でのメッセージとなってしまうんです。
もちろん強気で目立ちたがり屋の知事がいる自治体が上手くいってるとは限らないんで一概には批判できませんけどね。

そんな状況だったので、この時の家庭訪問、普段は1時間20分とか平気で話するんだけdお、エライザ(ケアマネさん)と。
この日はさすがに「15分くらいにしましょ」ということになって。
で、聴けばエライザ(ケアマネさん)、感染したわけでもないし濃厚接触者でもないのに、家庭では「家族一人一人個別に食事している」というんです。
仕事柄より気をつけなきゃいけないのもあるし、息子さんが看護師の国家試験を受けるので、万一にも感染しちゃまずい、ということでそうしたスタイルにしていたのだとか。
凄いよね、家庭内に感染者がいるわけでもないのにそこまでやるの。
医療関係者でも出鱈目な生活送っている人少なからずいるって話もいろいろ耳に入ってきますからね。

そんなこんなで15分程度のお話しもそこそこにでしたが、ケアマネさん(エライザ)、イザベル・ユペールの『ピアニスト』と『女の復讐』を観ていて、「ユペール、やはり凄過ぎる!」と。
そうなんです、イザベル・ユペール、凄過ぎるんです。
そしてお貸ししていた『天井桟敷の人々』、「とてもよかった」と。


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●末尾ルコ かつて語った「エリザベス:ゴールデンエイジ」シェカール・カブール監督 [「言葉」による革命]

「エリザベス:ゴールデンエイジ」シェカール・カブール監督

期待していたスペイン無敵艦隊との決戦がプロパガンダ映画のような映像にはしょられて唖然呆然。

タグ:映画 アート
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●「母連れ狼」末尾ル コ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~レディー・ガガ、そしてバーブラ・ストライザンドの『スター誕生』。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



レディー・ガガは日本でもブームがあって、その頃は日本人の多くが少なくとも名前くらいは知っているというほどの膾炙ぶりだった。
その時期に来日した際のライブは感動的だったなあ。
特に『ボーン・ディス・ウェィ』のパフォーマンス。
この曲について「アニソンっぽい」と揶揄した評論家もいたけれど、やっぱりいいよ今聴いても『BornThisWay』。

ただレデー・ガガ、売れに売れてた頃はまさに「世界のポップの頂点」として君臨してたけど、その注目度のかなりの部分、奇抜な(と便宜上書きますが、アートシーンについて知っておれば特に奇抜でもないのです)衣装に負う部分多々で、それは非情にメディア的でもあったんだけれど、でも(次はどんな衣装で出るのだろう)なんて興味、長続きはしませんよね。
だから一旦メディア的には落ち目風になった。
その期間ガガは過去に過酷ないじめに遭った経験などをカミングアウトし、そうした方面でもオピニオンリーダー的存在となっていったし、大ベテラントニー・ベネットとの共演など、「正統派」としての自力とイメージもつけていった。
そして大きな分岐点となったのが、映画『アリー スター誕生』への出演ですね。
ブラッドリー・クーパーが監督を務め、俳優としてもガガと共演。
これ、やっぱりいいっすよ。
ガガはもともと女優志向も強かったのだけど、この作品で女優としても一流と認識された。
そして映画中で歌われる「Shallow」のエモーショナルで素晴らしいこと。

『スター誕生』はもちろんジュディ・ガーランド、そしてバーブラ・ストライザンド主演でも映画化されてますけれど、バーブラの唄う「Evergreen」は、わたしが今までに聴いた歌の中でも上位間違いなしの凄い曲です。
両方とも聴いてみてね。

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●末尾ルコ かつて語った「アワ・ミュージック」ジャン=リュック・ゴダール監督 [「言葉」による革命]

「アワ・ミュージック」ジャン=リュック・ゴダール監督

 映像の流れ、音楽、カラーの変化、語られている物語、構成、主演女優・・。すべて大好きだ。ただただ美しい。

タグ:アート 映画
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●「母連れ狼」末尾ル コ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~今、これから、観たい、松山ケンイチを、もっともっと。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



松山ケンイチのお話しの続きです。
結婚会見もそうですが、大河ドラマ『平清盛』に主演しましたよね。
世の中的には大河主演で(うおーっ!すげえ!!)となるのが一般的ですが、わたしの場合は気に入った俳優が大河出演すると、軽く(時に重く)失望します。
なぜか、という件に関しては今後いろんな形でお話していきますが、いつしか松山ケンイチ、極めて先鋭的なイメージだったのに反し、すごく鈍い存在に感じられてきた。
それでしばらくの間、映画に「松山ケンイチ」の名があると、(ふうっ…)と悪い意味での溜め息が出てしまう状態だったんです。

でもそうしたわたしの認識、間違ってました。
たとえば比較的近作の『BLEU』という映画で松山ケンイチ、「勝てないボクサー」を演じている。
これが何ともいいんです。
深みも味わいも怖さも同居している。
しかも極めて「映画的」演技を見せてくれている。
これは快感でした、鑑賞が。
ちなみに『BLEU』には木村文乃も出ていて、この女優もかなり好きです。
その「好き」な理由の大きな一つが彼女の「ある発言」なんですが、それはまた別の機会にお話ししましょう。

『BLUE』より以前の松山ケンイチ主演作に『聖の青春』という映画があって、村山聖という29歳で夭逝した将棋士を演じているんだけれど、これもなかなか見事な演技だった。
さらに『ホテルローヤル』という映画。
主演は波瑠で、松山ケンイチは「大人のおもちゃの営業」なんですが、これも実に滋味深い存在感なんです。

松山ケンイチ、何もかも観逃したくないです、今は。

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●末尾ルコ かつて語った「ダークナイト」クリストファー・ノーラン監督 [「言葉」による革命]

「ダークナイト」クリストファー・ノーラン監督

 一切言い訳のない破壊と悪の快感をこれだけ魅力的に映像化できるとは。ヒース・レジャーが造形したジョーカーに溢れていたものはロマンティシズムである。

タグ:アート 映画
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●「母連れ狼」末尾ル コ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~『デスノート』から何年かの松山ケンイチの素晴らしさ…だが。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。




映画『デスノート』に続編ができてたけど、東出昌大、池松壮亮、菅田将暉などと出演者はよかったが、やはりもう一つ振り切れなかった。
『デスノート』には松山ケンイチのLが全面的に出てないとね。
と言っても、Lが大活躍する『デスノート』の映画的クオリティが素晴らしいかというとそんなことはなくて、そうですね、ラーメン屋で読む漫画のおもしろさって感じ。
それはそれでいいんです。
映画賞に絡んでくる作品ではない、でもおもしろい。
そういう映画はそういう映画として思い切り愉しめばいい。
「そういう映画として」という境地が重要なんですけどね。
まあでも『デスノート』の1と2,最近また観てみたけれど、やはりおもしろかった。
何よりも松山ケンイチ演じるLが出てくるところから俄然おもしろくなってきますよね。

そして『デスノート』以降しばらくの間、松山ケンイチは日本映画をしょって立つ若手男優として光輝いていた。
ネームバリューも大メジャーであり、しかもインディ系映画に軸足を置いているという、とても頼もしい存在としての地位を固めていた。
ところがどうだろう、まあこれはちょっと意地悪な見方かもしれないし、同意できない方もいるでしょうけれど、小雪と結婚したのはいいとして(いいも悪いもないが 笑)、なぜか結婚記者会見やっちゃいましたよね、しかも松山ケンイチだけで。
そもそも今どき結婚会見する俳優なんて滅多にいないです。
それなのに(あの松山ケンイチが?)という残念さはありました。
しかもこの人、「トークが上手い」とは決して言えないんです。

続きますが、そんなこんなあったけど、今の松山ケンイチはとてもいい…という文脈になっていきます。


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●末尾ルコ かつて語った「奇跡の丘」ピエル・パオロ・パゾリーニ監督 [「言葉」による革命]

「奇跡の丘」ピエル・パオロ・パゾリーニ監督

「美しさ」という点において、頂点である映画の一つ。イエス・キリストのリアルを描こうとして圧倒的な「聖性」を湛えてしまったおもしろさ。

タグ:映画 アート
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●「母連れ狼」末尾ル コ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~「映画俳優」の凄み、「映画系・映画的」、あるいはクオリティの吟味。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



WOWOWでけっこうな新作映画、しかも各国の映画を放送してくれているんだけれど、最近観たのでも凄くいい作品がある。
そういうお話どんどんしていきますが、少し前『リアルサウンド』というサイトの記事で、
「朝ドラへ出演した映画俳優、オダギリジョーや浅野忠信ら映画俳優たちの凄さ、圧倒的深みを作品に与えるクオリティ」といった内容があって、ネット記事にしては真っ当なことを書いているなと思ったわけです。
そりゃあぜんぜん違います、「映画俳優」と「テレビ俳優」では、ぜんぜん。
ただ現在は「本当に映画だけ、テレビにはイッツ再出演しない」というスタンスは難しいですから、わたしは、

「映画系か否か」
「映画的か否か」

などという表現を使います。
この表現の中にはわたしなりの様々な基準があるのですが、その中の一つは例えば、

「少なくとも一本、素晴らしい映画へ出演していて、素晴らしい存在感を見せてくれたことがある」です。

そういうキャリアがあれば、「映画的・映画系俳優」とわたしは見成します。
だからわたしが近年最高の日本映画だと感銘を受けた
『殺さない彼と死なない彼女』の主要キャストである間宮祥太朗、桜井日奈子、堀田真由の3人はもう実に映画系であり、わたしにとってとても大切な俳優たちです。

決して「テレビ系」が何もかもダメだと言ってるわけではないんです。
シンプルに言いますと、
「常に作品クオリティを吟味しながら観ましょう」ということです。
ぶっちゃけ、「クオリティが低い作品はダメ」と主張しているわけでもないのです。
クオリティが低くても愉しめる作品もある。
ただ、そういうものは、
(クオリティが低いけどおもしろいなあ)と認識しつつ愉しむことが大事なのです。

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●末尾ルコ かつて語った「赤い風船」アルベール・ラモリス監督 [「言葉」による革命]

「赤い風船」アルベール・ラモリス監督

誇張された感情表現など一切ないのだが、観ているうちに主人公の子どもと「赤い風船」に感情移入していくという不思議。そして「風船」という感情のありえない「物」に感情移入せざるを得ないことで、独特のせつなさが醸し出される。

タグ:アート 映画
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