●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~ジャック・ドゥミの妻アニエス・ヴァルダ、そして『想い出のマルセイユ』のマチルダ・メイ。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。
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ジャック・ドゥミの遺作となった『想い出のマルセイユ』。
ィヴ・モンタンはイヴ・モンタンの役で出ていて、マルセイユで彼の半生をミュージカル化するというの作品。
カラフルなミュージカルシーンもふんだんに取り入れられたとても愉しい作品だ。
それにしてもジャック・ドゥミの妻がアニエス・ヴァルダというのは知ってはいたけれど、あらためて確認すると少々不思議なカップルである。
なにせアニエス・ヴァルダは『5時から7時までのクレオ』、『幸福』、『歌う女・歌わない女』、『冬の旅』など、場合によってはトラウマ的映画鑑賞体験となりかねないほどの深く
ジャック・ドゥミの『シェルブールの雨傘』は確かに革命的だけど、作品的に深さを感じさせるものではなく、どの映画も「愉しい」が第一義。
『想い出のマルセイユ』もとても愉しい映画。
マチルダ・メイがヒロインとして出ている。
今となってはさほど恵まれた映画人生だったとは言えないマチルダ・メイだが、『想い出のマルセイユ』ではとてもチャーミングだ。
俳優たちの既に知っている人生を想いながら鑑賞するのも、実写映画の大きな魅力。
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『アデルの恋の物語』の名台詞
「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」
『バベットの晩餐会』の名台詞
「芸術家は貧しくならないんです」
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眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞
「それはそれ 恋は恋」
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スペイドはクスクス笑った。「悪党も下っ端になるほど、派手なタンカを切るもんと見える」とうれしそうに言った。
『マルタの鷹』ダシール・ハメット
村上啓夫訳 より
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