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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『ローマの休日』大好きなのに、グレゴリー・ペックについて語られない日本。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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『ローマの休日』を観たうたちゃん(母)は、オードリー・ヘプバーンじゃなくグレゴリー・ペックのカッコよさに目を奪われたのだが、思えば日本で『ローマの休日』大人気なのに、グレゴリー・ペックの素晴らしさについて言及されることが非常に少ないっていうの、ある種異常事態と言いますか、「オードリー礼賛」の思考停止状態とも言えるのではないかと今更ながら気づいた次第。
グレゴリー・ペック、大俳優ですよ、映画史に燦然と輝く銀幕の大スターの一人。
もっとも子どもの頃のわたしが初めて彼を知ったのは中年以降に出演した『オーメン』でsたけどね。
『エクソシスト』を頂点としたオカルト映画ブームがあって、『オーメン』も日本人の奥が知っていたメジャーなオカルト映画だった。
あと、、ちょっとシブい感じだけど『ヘルハウス』なんかも好きでした。

グレゴリー・ペックが若き日、とても美しい要望のスターだったと知ったのは、アルフレッド・ヒッチコック監督、イングリッド・バーグマン共演の『白い恐怖』を観てからだったと思う。
グレゴリー・ペック、若き日も中年以降も、幾多の重要作品へ出演しています。
『小鹿物語』
『白昼の決闘』
『紳士協定』
『白鯨』
『大いなる西部』
『ナバロンの要塞』
『恐怖の岬』
『細部開拓史』
『アラバマ物語』などなど。
他にもいろいろあるけれど、『恐怖の岬』リメイクの、スコセッシ&デ・ニーロ『ケープ・フィアー』へロバート・ミッチャムとともに出演してくれたのも嬉しかった。


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『アデルの恋の物語』の名台詞

「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」


『バベットの晩餐会』の名台詞

「芸術家は貧しくならないんです」



眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

「それはそれ 恋は恋」



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スペイドはクスクス笑った。「悪党も下っ端になるほど、派手なタンカを切るもんと見える」とうれしそうに言った。

 『マルタの鷹』ダシール・ハメット
 村上啓夫訳 より

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