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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~時に(ちょっとどうかな)な岡田准一だが、『散り椿』はとてもいい。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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岡田准一、西島秀俊、黒木華、池松壮亮、麻生久美子、柳楽優弥、芳根京子、石橋蓮司、富司純子、奥田瑛二、さらにナレーションで豊川悦司と。
これだけの俳優が揃った映画となれば、そりゃあ(観なきゃ!)となるよね。
何の映画にこのキャストが揃い踏みしているのか。
『散り椿』である。
監督は木村大作。
主演は岡田准一。
岡田准一となるとわたし個人としてはいまだ(う~ん、微妙)という俳優である。
本当の意味での「映画俳優の色気」をまだあまり感じられないかな。
もちろんいい俳優とは思うんですけどね。
それと彼が格闘技に精通していて、本当の実力者であることもメディアを通じてよく分かっているけれど、時代劇の中に突如現代MMA(総合格闘技)の技術が出るとか、作品の中で浮いたアクションシーンが目立つことしばしばである。
もちろん監督ともども納得の上でそう演じているのは分かるのだけど。
これ見よがしに感じられることもしばしばなんだよね。
しかしこの『散り椿』はよかった。
西島秀俊とのコンビネーションもよかったし、麻生久美子が「尊崇される女」として出演しているのもよかった。
何よりも雨や雪のシーン、映画ならではの映像が多々愉しめるのがいい。

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『アデルの恋の物語』の名台詞

「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」


『バベットの晩餐会』の名台詞

「芸術家は貧しくならないんです」



眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

「それはそれ 恋は恋」



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スペイドはクスクス笑った。「悪党も下っ端になるほど、派手なタンカを切るもんと見える」とうれしそうに言った。

 『マルタの鷹』ダシール・ハメット
 村上啓夫訳 より

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