●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~いつの間にか坂本龍一の作品を…~うたちゃん、『ローマの休日』の愉しみ方。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
・・・
///
★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。
///
坂本龍一は以前から伝えられてきた病状を思えば(いつどうなってもおかしくない)とのファンの一人としての覚悟はできていたが、実際に死去の報道に接したときの喪失感は予想を超えていた。
そもそもわたしは坂本龍一の創造を熱心に追いかけてきたわけではなく、もちろん崇拝しているつもりもなかった。
しかし気づいてみれば彼の作品はほとんど鑑賞している。
それだけ坂本龍一の音楽は吸引力が強い、魅惑が強い、強過ぎるほどだとうことなのだろう。
・・・
『ローマの休日』をうたちゃん(母)、なかなかに愉しんでくれた。
そのうたちゃんと干渉するわたしもそんなうたちゃんの様子に愉しんだ。
しかしどうやら一般日本人とうたちゃんの愉しみ方はかなり違った。
うたちゃん、ヘプバーンには特段魅了されず、概ね「グレゴリー・ペック、カッコいい!」となっていたのだ。
おもしろいよね。
・・・
『アデルの恋の物語』の名台詞
「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」
『バベットの晩餐会』の名台詞
「芸術家は貧しくならないんです」
…
眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞
「それはそれ 恋は恋」
…
///
スペイドはクスクス笑った。「悪党も下っ端になるほど、派手なタンカを切るもんと見える」とうれしそうに言った。
『マルタの鷹』ダシール・ハメット
村上啓夫訳 より
///
山田姉妹のYouTubeチャンネルです。
↓
https://www.youtube.com/channel/UCG5-W9juoM5xsObCU_M3GNg