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●末尾ルコ フラグメント 『パトリオット・デイ』1 [「言葉」による革命]

ボストンマラソン爆弾テロ事件とその犯人逮捕に至るまでの102時間を描いた映画『パトリオット・デイ』は、もちろん米国人の愛国心をいたく刺激する作品であるという点注意が必要だが、一本の重厚なサスペンス映画として観れば、非常によくできたものとなっている。
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年10月18日 [愛の景色]

そのしばらく後、
あなたはわたしの隣で
しっくりとしばらく
話をした

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌371日目~ケアマネさんと映画のお話、ロバート・レッドフォードと是枝裕和作品の採点は? [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

10月10日(土)手術後562日目 退院後371日目

9月25日のケアマネさん家庭訪問日。
今回は彼女、「最近観た映画のリスト」を書いて持ってきてくれました。
小さな紙に次のように記されていた。


『コンドル』A
『さらば愛しきアウトロー』B
『パピヨン』A
『キャリー』A
『真実』C
『裸足で散歩』B
『明日に向かって撃て!』A

タイトルの下のアルファベットが彼女なりの評価ですね。
これ、全部分かりますかねえ。
『コンドル』『さらば愛しのアウトロー』『裸足で散歩』『明日に向かって撃て!』の4本がロバート・レッドフォード出演映画。
そう、彼女はロバート・レッドフォードの熱心なファンなのです。
特に最近WOWOWで放送された『コンドル』を観て、レッドフォード熱が再燃したということです。
特に『裸足で散歩』と『明日に向かって撃て!』は最近通販で購入したのだといいます。
いいですね、この「熱」。
しかもこのケアマネさん、もちろんレッドフォードよりずっと下の世代。
要するに「何かを好きになる、ファンになる」のは、「同時代のもの」でなくてもぜんぜん構わないんです。
なんかねえ、同時代のものにしか興味ない人も多くいるけれど、もったいないし、視野をもっと広げればといつも思ってしまいます。
甚だしいのは、ちょっと上の世代の俳優などを、「おっさん」とか「おばさん」とか言って一刀両断(笑)するような人たち。
そういう言葉って、いずれ自分らへ帰ってっ来ると思うんですが。
ちなみにわたしは子どもの頃にはフェイ・だナウェイとかのファンでした。
すっごく大人!(笑)
その割には最近中条あやみや桜井日奈子らも気に入っているけれど、もちろん「若い女優好き」というわけではないんです。
わたしの場合、ファンになる対象の年齢は関係ないんです。
ただ前にも書いたと思いますが、相手が男優などだと年下は少なくなりますね。

で、ケアマネさんが書いてくれた「最近観た映画&その評価メモ」ですが、レッドフォード出演作以外はどんなものでしょうか。

『パピヨン』は言わずと知れた、スティーブ・マックイーン、ダスティン・ホフマン共演の、実話を基にした脱獄映画。
『キャリー』はブライアン・デ・パルマ監督がその力と魅惑を広く世界に知らしめた作品です。
そして一つだけ彼女が「C」をつけている『真実』というのは是枝裕和監督がフランスの大大大スター、大大大女優であるカトリーヌ・ドヌーヴ、そしてジュリエット・ビノシュらをキャスティングしてフランス語で撮った作品です。
でもケアマネさん、「ぜんぜんカトリーヌ・ドヌーヴ、使えてませんでした。こんなのにするのなら、出さなきゃよかったのに」と憤慨してました。
わたしはまだ『真実』を観てないのですが、実は是枝作品、「おもしろいけれど、繰り返し観る気がもうひとつ起こらない」というところがあって、(なるほどなあ・・・)と感じなくもなかったのです。

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