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小説 神秘アンチエイジング&エロス 182 生活圏 [小説 神秘アンチエイジング&エロス]

瑛次は委縮した。
野太い声で喋る男たち。
基本的に瑛次はそのようなタイプの男たちと生活圏が一致しない。
瑛次自身野太い声で喋らないし、友人関係や仕事関係にもそのようなタイプの男はいない。
道端や店などでそのようなタイプの男たちが視野に入れば、できるだけ遠ざかる、あるいはよける。
それが瑛次の生活の中のパターンになっている。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。
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第82回アカデミー賞。キャスリン・ビグローの作品について。 [生と死のためのアート]

第82回アカデミー賞。
ご存じのとおり、主要部門は以下のような結果となった。

作品賞    「ハート・ロッカー」
監督賞    キャスリン・ビグロー
主演女優賞  サンドラ・ブロック
主演男優賞  ジェフ・ブリッジス
助演女優賞  モニーク
助演男優賞  クリストフ・ヴァルツ

なにせまだ観ていない作品が多いので、特に感想はない。

で、キャスリン・ビグローの作品の中でお薦め作品を。
「ブルー・スチール」。
女警官物で、タイトに楽しめる。
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原語が理解できねば、文学は楽しめないのか?  「美術手帖」2009.12 ARTIST INTERVIEW ウィリアム・ケントリッジ William Kentridge [ルコ的読書]

ウィリアム・ケントリッジのインタヴューでわたしが最も興味をひかれたのが「翻訳」に関する部分だ。
外国の、特に「文学」に関してよく見かけるのが「文学は本質的に翻訳不可能なので、原語が分からないと本当に理解したことにはならない」という考え。
それは全く正論で文句をつけようもない。
しかし文句のつけようもない正論を見ると、つい文句の一つもつけたくなるのが人間というもの。(ですよね?)
「原語が分からないと本当に理解したことにはならない」という言葉に、時に感じる「特権意識」。
もちろん高度な語学力を身に付けているというのは素晴らしいことなのだけれど、何か「言わずもがな」のことを敢えて言っているような気もするのだ。
ケントリッジは次のように語っている。


ケントリッジ

詩でも文章であっても、オリジナルの原語で読まなければ本当の理解に達することができないという人もいますね。私はそうは思いません。むしろ、歴史的にもっとも生産的な理解・読解を示すものは、たいていオリジナルの原語を解さない人によるものだとすら考えています。

         「美術手帖」2009.12 ARTIST INTERVIEW

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「2010(第33回)日本アカデミー賞」宮崎あおいと吉高由里子の差。「ブラッディ・マンデイ シーズン2」第6話のトンデモアクションシーン。 [吉高由里子]

「2010(第33回)日本アカデミー賞」で際立ってオーラを放っていたのが浅野忠信、宮崎あおい、ぺ・ドゥナの3人だ。
なぜこの3人はこれだけ圧倒的なのだろう。
おそらく映画俳優だから。
と言うよりも、3人とも映画俳優以外の何者でもないからだ。
あるいはその強い意志が体外へも放出されているのか。
とりわけペ・ドゥナの女優オーラは強かった。
女優以外の何者でもない人間のオーラとして見応えがあった。

う~ん、この3人の域に吉高由里子が達するには・・まだまだ時間が必要かも。

ところで「ブラッディ・マンデイ シーズン2」第6話で女優同士が演じるアクションかなりあった。
これがまた「えー!!」という感じのアクションシーンだ。
一応各女優「強面」をつくろってはいるけれど、その緩慢なキックとパンチ!
カメラを動かして誤魔化してはいるが、格闘技観戦歴の長いわたしを誤魔化すことはできない!
ちなみに第9話視聴率は9.1%だった。

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「バットマン」ティム・バートン監督 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「バットマン」ティム・バートン監督

谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」の例を出すまでもなくもともと日本人には「闇」を楽しむ感性があったはずなのだけれど、現在は「暗い」というひと言で多くの優秀な芸術を忌避する人間が多くなり過ぎた。「バットマン」はダークはゴッサムシティの雰囲気やジャック・ニコルソン扮するアイロニカルなジョーカーのパフォーマンスを楽しむものだけれど、そのようなものが「楽しめる感性」がなければ退屈なのだろうけれど、話は「バットマン」だけに留まらない深刻さがある。

7点
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確定申告e-Tax とわたし その五 [生と死のためのアート]

そして「真の闘い」を始めたわたし。
「真の闘い」はもちろん国税庁のHPを開くことから始まる。
しかしどうもですね・・去年は何かPC以外にも必要だったというおぼろげな記憶が。
ウ~ン・・何だったかなあ??
PCだけでサクッとできると思ったら、役所などへ行く必要があったという・・。

そんなことを考えながら国税庁HPを見ていたら、

あっ!!

「電子証明書付き 住民基本台帳カード」「ICカードリーダライタ」が必要とあるではないか。
こ、これは・・。
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