SSブログ

小説 神秘アンチエイジング&エロス 201 声 [小説 神秘アンチエイジング&エロス]

(ソフトクリーム、ソフトクリーム・・)
ソフトクリームが舞う。
バニラのソフトクリーム、抹茶のソフトクリームが舞う。
その中に良子がいる。
背景は暗闇だ。
時おりソフトクリームの間に良子の姿が見える。
しかしその姿はじょじょに遠ざかっていく。
そして闇の中へ消えていこうとする。
「・・・・・・」
良子を呼ぼうとするが、声がまったく出ない。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。

nice!(43)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

おめでとう!浅田真央(^_-)-☆トリノ世界選手権優勝! [エッセー・闘う敗北者たち]

キム・ヨナがミスをすれば当然浅田真央が優勝する。
ショートプロクラム1位の長洲未来が7位まで落ちてしまったのは意外だったが、とりあえずこの世界選手権で浅田真央の存在感を見せつけてくれたのは嬉しかった。
この記事を書いている時点でフリーの演技をフルで見ていないが、ショートの演技はオリンピックの時よりも柔らかで美しさを増していると見えた。
そして予想できたことだが、ショートのキム・ヨナはかつて見たことが無いほどだるそうな体をかろうじて動かしている様子だった。

ヨナが万全でない世界選手権で優勝しても大喜びしないところがストイックな浅田真央らしい。
果たしてヨナは引退するのか、そしてジャッジの基準は現行通りのままで行くのか・・今の興味はこの2つだ。


nice!(42)  コメント(14)  トラックバック(1) 
共通テーマ:アート

「好みのタイプの女性・男性」とは?  「人のセックスを笑うな」山崎ナオコ―ラ [ルコ的読書]

恋する対象に関し、「好みのタイプは?」などというのは男女を問わず物心ついた頃から楽しむ会話の一つだ。
そう言えば以前、「好みのタイプ」が生まれる理由を「科学的に」検証したという話題を読んだことがあるが、ここまで来ると「マッド・サイエンティスト」という冠を捧げたくなる。
わたしは理数系に弱いので理論で反論できるわけもないのだが、「何でも科学で証明できる」とする考えは到底受け入れることができない・・などという話に入ると込み入ってくるのでさて置いて、「好みのタイプ」の話である。
確かにわたしにも頭に描く「好みのタイプ」が無くはない。
しかしいざ誰かを好きになると、常日頃「好み」と考えているのと反対の要素が愛しくなったりする事実も知っている。
と言っても、「じゃあ、どんな人にでも恋することができるか」と問われれば、「ちょっと無理」という人も存在するという事実も知っている。
ところが人によれば、「ちょっと無理」と思っていた相手と結婚してしまったという場合もあるという事実も知っていいる。
さあ、これだけ「事実」を重ねれば理解できるでしょう。(爆笑)
「恋愛」を科学で証明しようなどというのは無理な話なのだ。

「人のセックスを笑うな」には次のような文章がある。


しかし恋してみると、形に好みなどないことがわかる。好きになると、その形に心が食い込む。そういうことだ。オレのファンタジーにぴったりな形があるわけではない。そこにある形にオレの心が食い込むのだ。

      「人のセックスを笑うな」山崎ナオコ―ラ



nice!(48)  コメント(14)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

なぜ「八日目の蝉」壇れいに注目すべきか。吉高由里子VS北川景子のグリコアイスクリーム対決、「Palitte」と「パナップ」! [吉高由里子]

壇れい主演ドラマ「八日目の蝉」は3月30日から始まる。
最近の民放テレビは改編期に「スペシャル」と称して延々と長々とバラエティ番組を放送するが、そうなると最早一切チャンネルを合わす気がしない。
注目している俳優が番宣で出てくる場合を除いて。

で、延々と長々とバラエティ番組をやるものだから、新番組のスタートが以前よりもずっと遅くなっている。
これでは番宣のバラエティと新番組とどちらが「主」か分からない。

いつも通り話が横道に逸れたが(笑)、「八日目の蝉」はNHKだけに開始が早いなあ・・などと思ったわけだ。
わたしが壇れいになぜ注目しているかというと、インタヴューなどから彼女が「女優」というものに対して実にしっかりとした考えを持っていることを知ったからだ。
あるインタヴューで壇れいは原節子らの名前を出し、「映画女優」というものに関する持論を適格に述べていた。
そんな意識の高さは特に長いスパンでは大きく女優人生に影響してくるものだ。

さて吉高由里子VS北川景子のグリコアイスクリーム対決、「Palitte」と「パナップ」!
わたしなりに判定すると、「味」は「Palitte」が優位と見る!
nice!(25)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

「シンドラーのリスト」 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「シンドラーのリスト」スティ―ブン・スピルバーグ監督

何よりも「収容所」の描写が格違いの凄みを見せつける。まるでその場にいるような臨場感で、しかも映像として美しい。モノクロにしたことで「ナチスの支配した世界」の雰囲気を適格に醸成している。「ゲート」を演じるレイフ・ファインズの異常性も出色。

9点
nice!(38)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

パリ・オペラ座バレエ団 「最高」の存在 その⑧ 3月19日「ジゼル」ドロテ・ジルベールとマチアス・エイマン [愛とバレエ]

3月19日「ジゼル」。
ドロテ・ジルベールの見せ場は「ドロテ・ジルベールすべて」だったと言えるかもしれない。
しかし敢えて一つ挙げるとすれば、第一幕、ジゼルが狂乱するシーンだ。
演技力はまだまだ発展途上のドロテ・ジルベールだが、その容姿が意外にも狂乱のシーンに合っていたのだ。
「意外にも」と書いた理由は、バレエファンであれば理解できると思う。
普段のドロテ・ジルバールの屈託のないキャラクター。
それを知っていれば、到底「ジゼル」、とりわけ狂乱のシーンなどが合うとは思えないのだ。
しかし・・。
nice!(25)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート