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小説 神秘アンチエイジング&エロス 177 バニラと抹茶 [小説 神秘アンチエイジング&エロス]

未来軒のソフトクリームの味は、バニラ、抹茶、柚子、チョコの4種類。
瑛次は柚子とチョコを頼むことはない。
バニラか抹茶。
淡白な味のラーメンを食べたときはバニラ、濃厚な味のラーメンを食べたときは抹茶と決めてある。
それはまったくたいした問題ではないのだけれど、それはそれで瑛次の生活の中では決して小さな楽しみというわけでもない。
日々の行為の中でどうしても欠かすことのできないパーツの一つなのだ。
だから瑛次は少なくとも週1回は未来軒へ行く。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。

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あるツイてない日のこと。 [生と死のためのアート]

ツイてない日もある。
渋滞に巻き込まれた。
渋滞は大嫌いなんだ。
渋滞が好きな人はいないだろうけど、わたしは人一倍嫌い。
そこで近道しようと思い脇へ逸れたら、道に迷った。
行ったり来たりしているうち、目的地に着くまでに30分超過だ。
気分はドロドロである。
そんな日には招かれざる電話もかかる。
ある会社、許しがたい会社から。
わたしはイエス・キリストほど寛容になれないから、許しがたい人間や会社などがけっこう多くある。
いずれは「表現」という形で「おとしまえ」をつけてやろうと思っているのだが。
「おとしまえ」か・・嫌いな言葉じゃない。
他にもいくつかあったけれど、「まずい」ことがいくつも続く日が確かにある。
タグ:アート 美学
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鑑賞者と作者の関係  「美術手帖」2009.12 ARTIST INTERVIEW ウィリアム・ケントリッジ William Kentridge

ウィリアム・ケントリッジ William Kentridgeは1955年に南アフリカで生まれたアーティスト。その創作は映像、パフォーマンス、ドローイングなど多岐にわたり、その中には政治的・社会的なメッセージも多分に含まれる。
「美術手帖」(2009.12)にケントリッジのインタヴューが載っていたのだが、とても興味深い内容だった。
日本で初めて巡回展を行う際のインタヴューで、自分の作品がいかに鑑賞者によって受容されるかという話から始まるのだが、それは「アート」ということだけでなく、「自己」と「他者」の関係にまで応用できるのかどうか考えさせれるものだった。
何回かに渡って紹介するが、まずは次の言葉から。


ケントリッジ

そして、その受容のされ方がどういう形であろうとも、私はかまいません。私が意図した「自分自身の文脈」というべきものはありますが、受けとめられ方がそれに沿う必要はないのですから。
どんな形であろうと、人々はそれぞれの方法で作品を理解してくれるだろうことを、私は強く信じています。

     「美術手帖」2009.12 ARTIST INTERVIEW

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杏仁豆腐と「泣かないと決めた日」の杏と「トンスラ」の吉高由里子。杏の恐るべき戦闘能力を見たか? [吉高由里子]

ある火曜日、スーパーで杏仁豆腐を買った。
3カップ入りで98円だ。
(おれのグルメライフも捨てたものではないな・・)などと心で満足にうそぶきながらふと気づいたのだ。
杏仁豆腐、杏仁豆腐、杏仁、杏仁、杏!!

そうか!火曜日は「泣かないと決めた日」があるのだった。
わたしは無意識で杏の方を向き、「泣かないと決めた日」を忘れないようにと試みたのか??

と、そんなことを本気で考えているわけではありませんが、なかなかの暴走ぶりが楽しめた「泣かないと決めた日」第6話。
大きな見せ場は要潤が杏の家に来たシーンで訪れる。
と言うか、第6話は「どうしちゃったの?」という破綻しまくりの演出。
しかしこれは楽しい破綻だ。
例外はあるものの、普通クオリティには期待できないテレビドラマ。
楽しく破綻するのを楽しむのが一番である。

で、杏の家のシーン。(突然このシーンになった 笑)
妊娠を告げ、しかも結婚せずに一人で育てると策士ぶりを発揮する杏。
いきなり杏の父親が(ドラマ上です。渡辺謙ではありません 笑)要を殴る!!
しかし2発目は杏がガッシリガードして阻止!!!!
嗚呼、驚いたっと♡
またしても戦闘能力の高さを見せつけた杏!
視聴率も13.0%に上昇し、もはやこんな杏を誰が見逃せるのか?

「トンスラ」の吉高由里子とバイオレンス対決はどうだ??  

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「ローラ」ジャック・ドゥミ監督 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「ローラ」ジャック・ドゥミ監督

7年前にいなくなった恋人を待ち続ける女、という現実的ではない話を、見事なモノクロ画面と快調なテンポが快感に変えてくれる。メイクは濃いが、アヌーク・エーメのエレガンスとフェミニンそのもののオーラに陶然。

6点

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渋谷ギャルとモロゾフ。 [末尾ルコ(アルベール) 美学 生と死のあいだ]

「めざましテレビ」で渋谷ギャルに男のファッションを採点させるという企画があって、「腰パン」などについて渋谷ギャルがああでもないこうでもないと言っていたが・・。
しかしその渋谷ギャルたちの服装は・・。
人を採点できるようなものか?

浅田真央に新しいコーチが付くとしても、モロゾフ以外にしてほしいと思っている人間が少なくないとか。
いろんな意味で・・。(笑)

じゃあモロゾフを渋谷ギャルのコーチにするのはどうか・・などと意味不明のことを考えたりする深夜。

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