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小説 神秘アンチエイジング&エロス 180 現実 [小説 神秘アンチエイジング&エロス]

つまり良子と会っているとき、ドームの中にいるときは、瑛次に「ついてる」だの「ついてない」だのという意識はない。
ただドームの中にいるということで心身ともに満足する。
その間は世間的な価値観が喪失する。
ただ心身を良子と過ごす時間に委ねていればいい。
けれどドームから出てしまった瞬間からあらゆる「いらないもの」が押し寄せてくる。
不調和、違和、不快、不一致・・・。
そのあまりの違い。
ドームが現実なのか、ドームの外が現実なのか。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。
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朝から「ぶひゃひゃひゃひゃ~~~」な子連れ3人女。 [末尾ルコ(アルベール) 美学 生と死のあいだ]

まあ別に「おほほほほ」とか「うふふふふ」とかいう笑い方をしてほしいとは言わないけれど、朝から「ぶひゃひゃひゃひゃ~~」と店中に響き渡る声で笑わなくてもと思うわけだ。
あるカフェでの話。
朝である。
まだ静かな時間なのである。
店内にいる数少ない客は、読書をしたり新聞を読んだり仕事をしたりしている。
そんな中、子連れの3人の女。
3人揃って「ぶひゃひゃひゃひゃ~~~」で朝の空気を破りまくりなわけだ。
親の顔を見たいというよりも、夫の顔を見てみたいものだ、と思った。
タグ:美学 アート
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ケントリッジの日本に対するアプローチ   「美術手帖」2009.12 ARTIST INTERVIEW ウィリアム・ケントリッジ William Kentridge [ルコ的読書]

まあ「死後」に再評価されても普通さほど嬉しくはない。
だから「建設的な誤解」というのは素晴らしくポジティブな考えだけれど、必ずしもすべてに当てはめるのは無理がありそうだ。
ケントリッジは「芸術」のことについて述べているので話は横道にそれるかもしれないが、人間同士の「誤読」「誤解」についてもよく考える。
「芸術」について以上に人間同士の「誤読」というのはシリアスで、ときに「許し難い」と感じることがあるものだ。

ところでケントリッジは日本に対しても強い感心を持っているようだが、彼はどのような方法で「日本」を知ってきたのか。


ケントリッジ
       
私は黒澤明をはじめとするいろんな映画から得た知識をつなぎ合わせたり、あるいは三島由紀夫の文学作品を読んだ経験から、自分にとってのイメージをつくりあげていきます。

        「美術手帖」2009.12 ARTIST INTERVIEW

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「2010(第33回)日本アカデミー賞」関根勤か関口宏か。吉高由里子をアネゴと慕う仲里依紗のセクシーなゼブラクイーン。「A スタジオ」の北川景子 [吉高由里子]

「2010(第33回)日本アカデミー賞」である。
「オーラ」が素晴らしかったのは、宮崎あおい、浅野忠信、そしてぺ・ドゥナだ。
しかしまず司会者の話からにしよう。

関口宏から関根勤に司会が変わった。
これは正解だ。
と言うよりも、関口宏が酷過ぎた。
日本アカデミー賞での関口宏の司会ぶりというのは、まさに「いるだけ」。
あれを「司会」と言うのは、
映画賞セレモニーの司会をするのであれば、最低限の条件が「関係作品をすべて観ており、それらについて語れる」ことだ。
これはあくまで「最低限」で、その上で様々なプラスαが要求される。
しかしわたしの観たところ、関口宏は「最低限」もなければ「プラスα」もない。
セレモニーを盛り上げようなんていう気はまったくない。
それは前任者なのだから、関根勤はずいぶん「まとも」に見えた。

日本アカデミー賞レポートはさらに続く。

吉高由里子をアネゴと慕う仲里依紗の(←無理矢理な言い回し ふふふ)が出演する「ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲」の「ゼブラクイーンの完成形・黒ゼブラ」(←なんかよく分からないんすけど うふ)が公開された。
と言うか、わたしはその手の衣装とかで「うおー!セクシー!!」などと盛り上がったりはさほどしないのだが、2010年に仲里依紗がその役をやるということに意味があると思っている。
仲里依紗の話題も多いので、これからどんどん取り上げていく。

あ、そうそう!「A スタジオ」の北川景子!
「花のあと」の映像が少し紹介された。
なかなか腰の入った殺陣でカッコいい。
それにしてもこの番組の笑福亭鶴瓶にはいつも感心する。
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「スパニッシュ・アパートメント」 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「スパニッシュ・アパートメント」セドリック・クラピッシュ監督

この作品のロマン・デュリスって・・、嫌な性格だわめそめそ泣くわ、これを観てファンになる人はいるのだろうかという、ある意味ユニークなキャラクター。クラピッシュらしく群像を上手にさばいているが、登場人物に共感できないのでは。

4点
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確定申告e-Tax とわたし その参 [生と死のためのアート]

確定申告か~・・。
などと、ほとんど駄々っ子のように嫌なことを避けようとしているわたし。
しかし避けることはできないのだ。
自分の苦手なことを克服してこそ人生の光が見えてくるのではないのか!!
などと無理に自分を鼓舞してはいるけれど、受けつけない、どうしても受けつけない。
とまあ、そんなことを言ってばかりもいられないので、国税庁HPの申告・納税手続きのページを開けたわたし。
そうだ。
今こそ闘いが始まるのだ!(げんなり)
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