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小説 神秘アンチエイジング&エロス 192 声 [小説 神秘アンチエイジング&エロス]

店員に瑛次の気持ちなど分かるはずはないが、そんな道理など今の瑛次の心理に何の関係もない。
男の方を見ることはできないが、男たちの視線が体に刺さっているような気がする。
瑛次の内部で8人の男たちが膨張する。
男たちの声が聞こえてくる。

     おいおい、ソフトクリームだと
  あいつ変態か?
そんな顔だぜ。
  恥ずかしくねえのかな、ソフトクリームなんて。
なんだ、あの細い体。
     あれじゃ女を満足させられねえだろう。
  あいつに女いるんか?

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。

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3月17日。箕輪幸人と安藤優子と秋元優里 [ルコ(アルベール)のスゴイ「ギャグ」]

●事実

3月17日。
フジテレビ解説委員箕輪幸人は夕方「スーパーニュース」、夜には「ニュースJAPAN」に出演した。

●ある人の印象

夕方の「スーパーニュース」。
安藤優子の前で、箕輪幸人はどこか虚ろな表情だった。

夜の「ニュースJAPAN」。
秋元優里の前で、箕輪幸人の表情は引き締まり、男としてのポテンシャルを存分に発揮しようという気概が感じられた。

これはもちろん、ある人の印象に過ぎない。
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苦情の行き先  「生命保険の罠」後田亨 講談社+α文庫 [ルコ的読書]

あらゆる「商品・サービス」に関してどうにも納得できない点があれば、多くの人はその「商品・サービス」と関わる企業などへ苦情の電話をしてみるだろう。
そして多くの場合、電話口には女性の担当者が搭乗して、平身低頭に謝り、「上に伝え、善処いたします」などと締めくくろうとする。
きつく苦情をしている場合、ときに担当者は今にも泣かんばかりの雰囲気を漂わし、「本当に申し訳ありませんでした」などという言葉を絞り出す。
そうなると電話した方は、「ああ、こんなに困らせるんじゃなかった。この担当者が悪いわけではないのに・・」などと、逆に反省したりすることもある。
そんな「苦情担当者」、中には本気で謝罪している人もいるだろうが、大部分は「日常のルーティーン」として処理しているのだとしたら・・。
「生命保険の罠」には次のような部分がある。


担当者不在の契約は「お客様相談窓口」といった名称の部署へ回されますが、そこでは、「お詫びのプロ」がお客様の興奮が冷めるまで付き合ってくれるだけです。電話でわめいても現地へ出向いてどなり散らしても、ひたすら「申し訳ございません」と繰り返すだけです。お客さまにとっては初めての苦情でも、応対する方にとってはいつものことなのです。

      「生命保険の罠」後田亨 講談社+α文庫

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吉高由里子「釜山プロジェクト」の「kamome」で共演するソル・ギョングと映画の学問。「泣かないと決めた日」最終回と段田安則の悲劇? [吉高由里子]

吉高由里子と「釜山プロジェクト」の「kamome」で共演するソル・ギョングだが、その経歴を見て見ると「漢陽大学校演劇映画学科卒業」とある。
敢えてこれを書いたのは、日本の芸能界って、やたらと「~でスカウトされた」が多いからというのがある。
若手女優の中でトップを走る吉高由里子や北川景子などにして、「~でスカウトされた」という経歴を持つ。
「~でスカウトされた」という経歴には、本当のものもそうでないものもあるのだろうが、それにしてもいかにも多過ぎるのではないか。
そしてここに日本の「芸能界」の問題点の一端があるのは明らかなのだ。
その点はまたじっくり考えていきたい。

「泣かないと決めた日」最終回。
結局「ワル」は段田安則だけという結論になった。
「段田安則にフォローは必要ないのか~」と思ったのはわたしだけか?
まあ、実はわたしも思っていなけれど。(美笑)
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「雨よりせつなく」 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「雨よりせつなく」当摩寿史監督

期待せずに観たが、案外飽きることなく楽しめた。西島秀俊の力は大きいが、演技素人の田波涼子もうまく使っている。廊下の描写など、どこかミステリアスな雰囲気も悪くない。

4点
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北川景子「花のあと」・・美しい時代劇へ その弐 [生と死のためのアート]

映画冒頭、北川景子の姿、顔が映る。
そこで「花のあと」の主人公「以登(いと)」という人物がどのくらい浮かび上がってきたか。
作り手としては、まず冒頭に主人公をくっきりと浮き立たせる意図があったはずだ。
いや、冒頭でなくてもいい。
作品をけん引するべき俳優が登場するシーンはどのような監督(映画監督と言い難い人は別として)でも細心の注意と美意識をはらい造形する。
それがたとえそっけない登場であっても、その「そっけなさ」に細心の美意識を傾倒しているはずだし、映画俳優(まともな俳優であれば)ももちろんそのはずだ。

「花のあと」。
北川景子が登場する。
「以登」はどんな女なのか?
その時点でわたしには分からなかった。
理由は何なのだろう。

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