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小説 神秘アンチエイジング&エロス 175 ラーメン屋 [小説 瑛次、神秘のアンチエイジング]

携帯が鳴り終わるまで待ち、バッグに入れて外に出る。
湿気を含んだ夜気が纏わりついてくる。
ラーメン屋は近所に3軒。
チェーン店は避けて、地元で展開している未来軒へ向かう。
こうして気軽に良子とラーメン屋へ来ることができたら・・。
しかしそんなこと当の良子も望んでないことは分かっている。
分かってはいるが、どうにかならないかとも考える。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。

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格闘家(?)朝青龍、もし戦わば! 恐怖の曙戦 その弐 [エッセー・闘う敗北者たち]

勝敗予想の結論から書こう。
朝青龍は曙に勝つ!
と言うよりも、「プロ」と名の付く格闘家で、誰が曙に負けることができるのだ。
「仕事」として負ける場合は別として。
なにせ曙、試合開始後、相手にしばらく周囲を回られていたら、おそらくすぐにスタミナ切れを起こす。

さて勝敗は明らか。
それでは試合経過はどうなるか。

まず朝青龍のことだ、曙をナメてかかるに違いない。
曙に負けるイメージなど浮かぶはずないから、ヘラヘラ笑いながらリングに登場する。
曙は曙で(総合格闘技素人の朝青龍には勝てるかも)などと思っているかもしれない。
いやはや、格闘技史上に残る(?)恐るべき対戦になるのは間違いない。

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永遠性を獲得した芸術 「ヴェルレーヌ詩集」堀口大學訳 新潮文庫 [ルコ的読書]

「秋の歌」は見ての通り、とても短い詩である。
そしてそれがこうしておそらくは人類の文明が続く限り読み継がれていく。
考えてみれば、あるいは考えなくても、素晴らしいことだ。
何かを創作することをライフワークとしている人間であれば、「途方もないこと」であろうとも「そこ」へ目標を置きたいものだ。

「秋の歌」の中盤。


時の鐘
鳴りも出づれば
 せつなくも胸せまり、
思いぞ出づる
来し方に
 涙は湧く。

Tout suffocant
Et blême, quand
Sonne l'heure,
Je me souviens
Des jours anciens
Et je pleure;

  「ヴェルレーヌ詩集」堀口大學訳 新潮文庫

このように感情が露わになることは、ランボーやボードレールではまず見られない。
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「2010(第33回)日本アカデミー賞」は3月5日だ!助演男優賞展望。吉高由里子と共演してほしくない筆頭は佐藤隆太か? [吉高由里子]

日本アカデミー賞を含め、国内の数々の映画賞。
2009年の国内実写映画で最大のヒットとなった「ROOKIES 卒業」、あるいは(それほどヒットしなかったが)「ごくせん」映画版などを完全スルーしているが、それだけでも「映画賞」の存在価値はあるだろう。
賞と関わりを持たさないことで、「ヒットはしたけれど、こんなのは映画じゃないよ」というメッセージを送っているという結果になっているわけだ。
佐藤隆太も監督の「使いよう」で全否定する必要はないかもしれないが、「ROOKIES 卒業」以降の佐藤隆太はかなり否定したくなる。
あの映画の時のTBSの宣伝ぶりは、そりゃあひどいものだった。
今の佐藤隆太、吉高由里子と共演してほしくない俳優の筆頭候補である。

日本アカデミー賞優秀助演女優賞。

木村多江
鈴木京香
中谷美紀
室井滋
余貴美子

う~ん・・。
中谷美紀かな。
正直言うと、該当者なし!
吉高由里子が助演で出てくる映画もおもしろそう。
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「キング・コング」ピーター・ジャクソン監督 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「キング・コング」ピーター・ジャクソン監督

わたしは「しがないナオミ・ワッツ」のファンなのであるが、この作品も存分にそのポテンシャル(?)が楽しめる。いや、もちろんキング・コングもド迫力だ。CGも効果的に使われている。けれど、DVDでその迫力が味わえるとはちょっと思えないのだが。

7点
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朗読の悦びを叫ぶ!(←日本語、ヘン?) [生と死のためのアート]

昔はサロンなどで詩の朗読をすることがけっこうな娯楽だった。
今は朗読と言えば学校の授業などだけで、社会に出ればよほどの愛好家(?)以外は朗読などしない。

だからこそ敢えて叫ぶ(?)!

朗読はとてもいい!

わたしは朗読、してます。(←日本語、ヘン?)

そして魅力的に朗読する女性って、とても魅力的に見えるのである。(日本語、ヘン?)

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バンクーバー、浅田真央とキム・ヨナの闘いとテレビ局 ギャップ [エッセー・闘う敗北者たち]

浅田真央、キム・ヨナの話題はこれからも続けていくが、ここで少しテレビのオリンピック放送について触れておきたい。
もちろんテレビがないとオリンピックを観るためには現地へ行くしかないわけで、「文句があるなら観るなよ」と言われればそれまでだが、しかし公共の電波を使ってわざわざオリンピックを放送しているわけだから、当然テレビ局も大きな責任があるわけだ。

さていろいろあるけれど。
例えば浅田真央とキム・ヨナの対決を観た後に政治家に感想を聴くというのは、特に今回の女子フィギュアが素晴らしすぎたために、ギャップがあまりにあり過ぎた。
確かに愛知県はフィギュアスケート王国だけれど、名古屋市の河村たかし市長が女子フィギュアを見ながら「ええ脚やなあ」などというのを映すのは、市長本人のイメージのためにもよろしくなかっただろう。
また、ワイドショーで女子フィギュアを扱った後にスタジオを映した時のギャップ。
「人間見た目じゃないよ」というのは正しいが、ある程度「人間見た目」が大事であるというのも正しいことで、それがテレビに映る人間ともなればなおさらである。
この「見た目」というのには、理想論ではなく、「内面から湧き出るもの」も含まれるのは当然だ。
造作だけの問題ではないのである。

その意味でフィギュアの映像の後、「情報ライブ ミヤネ屋」のスタジオにいるガダルカナルタカが映ったときのギャップは尋常なものではなかった。

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