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小説 神秘アンチエイジング&エロス 183 ノースリーブ [小説 神秘アンチエイジング&エロス]

野太い、そして太く陽に十分焼けた腕をノースリーブのシャツから剥き出しにしている男などは普段の瑛次の生活圏にはいないのだ。
(しまった)
瑛次は思ったが、店に入った途端に踵を返すだけの図々しさは瑛次にはない。
しかも空いている席はほとんど4人掛けのテーブルで、一人でそんな場所に陣をとるだけの図々しさもない。
男たちの隣の小さな2人掛けのテーブルへ身を縮ませるように入り込むしか選択肢はなかった。
瑛次と男たちの間には狭いながらも通路がある。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。
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90万アクセス突破。ありがとうございます。 [末尾ルコ(アルベール)より]

またまた5万アクセスずつという慣例に従いご報告を。

昨日、90万アクセスを突破しておりました。(since 2009年10月)
いつも読んでくださって、どうもありがとうございます。

アクセスの「多い少ない」に関しては何とも言えませんが、もちろんできるだけ多くの方に呼んでもらいたいという気持ちは常にあり、これからも当ブログを通じてよき出会いをしていければと考えています。
・・・・・と、さらに今後の心構えなども書いていこうかと思いましたが、どうも長くなりそうなのでこのあたりで(美笑)。

これからもよろしくお願いいたします。(^_-)-☆

                                 末尾ルコ(アルベール)
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他国の人間により理解される作家。   「美術手帖」2009.12 ARTIST INTERVIEW ウィリアム・ケントリッジ William Kentridge [ルコ的読書]

翻訳という作業に関し、「歴史的にもっとも生産的な理解・読解を示すものは、たいていオリジナルの原語を解さない人によるものだとすら考えています。」と語ったウィリアム・ケントリッジ。
ケントリッジはその考えに関し、次のような例をあげている。


ケントリッジ

たとえば作家のゴーゴリは、ローレンス・スターンのことについて書いています。そしえスターンはセルバンテスを詠み、解釈し、それについて書いている。こうした流れが生じることこそ建設的だと思いますし、オリジナル・テキストの解釈を深め、さらに前に進める力を与えてくれるのではないでしょうか。

         「美術手帖」2009.12 ARTIST INTERVIEW

ケントリッジの語る文脈と一致するかどうかは分からないが、確かに本国でよりも他国でまず高い評価を得る作家というものが少なからずいる。



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アクションシーンに関して。「ブラッディ・マンデイ シーズン2」、満島ひかり、芦名星、杏、吉高由里子。 [吉高由里子]

「ブラッディ・マンデイ シーズン2」だけでなく、日本のテレビドラマ、アクションシーン一つにしても「まともに取り組もう」という気があるのかどうか。
「テレビドラマだから適当でいい」と作り手も思っているのだろうか。(もっとも、お粗末なアクションシーンの映画も少なくないが)
もちろん映画やドラマは現実ではないのだから、本当の意味での「リアリティ」が必ずしも必要なわけではない。
リアルな戦いは時に見苦しいものでもあるから。
しかし「リアリティ」が必須でなくても、「説得力」は必須だろう。
「この人ホントに強いんだろうなあ」「カッコいいなあ」と思わせてくれるだけの。
「ブラッディ・マンデイ シーズン2」・・幸いなことに満島ひかり、芦名星はそのようなお粗末なアクションシーンに絡んでいなかった。
「GANTZ」の吉高由里子はどうなるのかな?

そうそう、アクションと言えば「泣かないと決めた日」の杏。
説得力がある。
杏のアクションをスクリーンで観てみたい。

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「バットマン・リターンズ」 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「バットマン・リターンズ」ティム・バートン監督

ティム・バートンならではのダークな世界はそのままだが、「ペンギン」のダニー・デ・ヴィートがややもたれる。しかし「主役」はミシェル・ファイファーの「キャットウーマン」だ。鞭を操る女として(笑)映画史上屈指のセクシーさを発揮する。他にどんな女優がいるかは別として。(笑 2)

7点
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女優・杏の研究 出演作品 [生と死のためのアート]

「渡辺謙の娘」「モデル」などといった言葉でしか語られることのなかった杏だが、「泣かないと決めた日」の中で十分特別な女優になり得る可能性を見せつけてくれている。
吉高由里子、北川景子、宮崎あおい、満島ひかり、仲里依紗など、当ブログ取り上げることの多い女優たちと同様、杏にもこれから大いに注目していきたい。

ここでは杏の「女優」としてのキャリアを簡単に振り返ってみる。

もちろん杏の女優生活はまだわずかだ。

テレビドラマは、

黒澤明ドラマスペシャル「天国と地獄」 (2007)
「天地人」 (2009)
「華麗なるスパイ」(2009)
「サムライ・ハイスクール」 (2009)
「泣かないと決めた日」(2010)

映画は、

「櫻の園」 (2008)
「BANDAGE バンデイジ」(2010)
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