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小説 神秘アンチエイジング&エロス 203 祖母 [小説 神秘アンチエイジング&エロス]

未来軒に戻った。
目の前にしょうゆラーメンがある。
(早く店を出なければ)
それ以外に今の状況を打開する策は思いつかない。
(残りを食べずに出ようか・・)
しかしそんなことをしたことはない。
しかもまだ二、三くちしか食べてないのだ。
「食べ物を残すとバチが当たるよ!」
子どもの頃毎日のように聞いた祖母の声が蘇る。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。
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フィギュアスケートの採点基準と箕輪幸人と秋元優里 その1 [ルコ(アルベール)のスゴイ「ギャグ」]

架空情景

フジテレビ解説委員箕輪幸人は首を捻っていた。
(ああ、トリノフィギュア世界選手権。
真央ちゃんが金メダルをとったけど・・不思議だなあ)

「あら箕輪さん、今日はブルーなアトモスフィアですね」
(ウグッ)
箕輪幸人、ハッとする。恋のおののき。
昨夜も優里のポエムを書いたばかり。
「ああ、秋元君か。そうだねえ、ちょっとブルーかなあ」

         つづく(爆笑)
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「恋の終わり」の描き方   「人のセックスを笑うな」山崎ナオコ―ラ [ルコ的読書]

「恋の終わり」。
それをどの時点とするかは難しい。
「別れ」はもちろん「終わり」だろうが、どちらかが「別れ」を切り出すということは、それよりもかなり以前に「二人の恋」は終わっている。
両方が冷めたのならまだしも、多くの場合どちらかがまだ恋しているからせつない。

文学でも映画でも「恋の終わり」は作品にとって大きな見せ場となり、作者にとっては非常に神経を使うシーンとなる。
「人のセックスを笑うな」の次のシーン。
実にさりげなく陰翳に富む。


自転車に乗るとき腕を回した、少しぽっちゃりしたお腹。
セックスのとき触った、背中の、日焼けで破れた皮膚。
いつごろから恋が終わっていたのか、今となっては分からない。

        「人のセックスを笑うな」山崎ナオコ―ラ
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壇れい主演「八日目の蝉」は今夜から。吉高由里子VS北川景子のグリコアイスクリーム対決、「Palitte」と「パナップ」!北川景子がセクシーなわけ。 [吉高由里子]

壇れい主演「八日目の蝉」が今夜(3月30日)からだ。
壇れいはもちろん宝塚出身。
娘役トップだった。
実はわたしは以前けっこう宝塚に通っていた。(超激爆笑!)
だから壇れいは美人だけどさほど印象的な娘役トップではなかったという事実を知っている。
現在わたしは宝塚へ通うのを止めている。
と言うか、もうずいぶん前に止めた。
理由はいたって簡単。
バレエファンになったからである。
バレエファンになって以来、「ステージ」と言えばほとんどバレエだ。
他にも行きたいものはあるのだが(特に音楽だけのステージ)、自然の心と体がバレエの方へ・・。
まあそれはそれとして(カテゴリーが違う・・)、わたしの宝塚の思い出も、また少しずつ語ることになるだろう。

さて、吉高由里子VS北川景子のグリコアイスクリーム対決、「Palitte」と「パナップ」!
セクシー度は北川景子に上げたわけだが、これはアイスクリームCMに限っての話だ。
もちろん吉高由里子もセクシーだけれど、ここ一年ほどテレビでは「セクシーを封印」した状態で「一般社会」に対して浸透を図った状態だった。
それはCMにおいても同じことだった。
北川景子は特に「セクシー」が強調されるわけではないけれど、本来とてもセクシーな要素を持っている。
「Palitte」のCMは色彩を含め、多くのセクシーな記号が隠されていると思うのだ。



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「クヒオ大佐」 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「クヒオ大佐」吉田大八監督

完成度においてやや物足りない面はあるが、それでも充分に楽しめる作品となっている。堺雅人の造形が見事で、松雪泰子、満島ひかり、新井浩文、安藤サクラらとの共演もリッチだ。何よりもダークに近い、アイロニカルな笑いを楽しませてくれるのが嬉しい。

6点
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月に語りたいと思った夜 [生と死のためのアート]

夜の道を歩き始めると月が心に飛び込んできた。

雨空や曇り空でなければたいがい月は出ているんだけれど、いつも飛び込んで来るわけじゃない。
本当はもっと自然と同調しなければならいのだけれど。

その晩の月。
とても新鮮な輝きの月。
ぼくは月に聞いてほしいことがあった。
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